「地球にやさしい生活」の3週連続トークショーの第2弾が行われました!
今週のゲストは、モデルのアンミカさん。【環境にやさしい!とっておきの美容法】をテーマにトークを展開。
数々のメディアで活躍されるアンミカさんならではの視点で、エコのお話だけでなく、女性にはうれしいとっておきの美容法など教えていただきました!

■10月15日(土)  新宿武蔵野館 第3劇場 
「環境にやさしい!とっておきの美容法」をテーマに、モデルならではの視点でエコや女性にはうれしいとっておきの美容法を教えていただきました!

●アン ミカ(モデル)
映画を見て、正直エコは幅広くて、出来ることと出来ないことが現実的に難しいですが、地球という大きな規模で考えたときに同じ地球の住人だと思えば、良いことも悪いことも考えられるんだということが分かりました。アメリカでは肉を加工することで、工場や運搬する交通機関が増えて結果的に出すCO2が多く害になっているなど気づかされました。便利なものでもそこから選びとりバランスとるということや、便利すぎることが人と人とが触れ合う時間を少なくしているということを学ぶことが出来ます。
奥さまの性格のストレートさが良かったですね。旦那さまを信頼してるからこその発言で共感出来ました。便利に慣れて生活してきたのでそれが無くなったときのストレスがありますよね。でも奥さまの今目の前にあるものの大切さに気付いていく姿を見て、旦那さまは最初は仕事のためと思って押しつけていたけれどもそこで奥さまに対する思いやりや愛も生まれていくという流れがよかったです。経験して気づいていっている事に感動しました。
韓国の家庭の食育文化は自然とエコになっていることが多いんです。私は5人兄弟の大家族で育ったんですが、大家族だからこそ工夫して知恵を生むという生活でした。食材に関しても「今日はお兄ちゃんが熱を出しているから瓜系のおかずを食べて熱をとろうね」と説明をして、その食べ物が何に良いかを知って語りながら食べるんです。“食”の漢字は人を良くすると書きますし“医食同源”という言葉の通り食べるものは全部薬という考えもあります。何に良いかを知って会話をしたり、泥がついたお野菜は泥がついたままで保管する、お野菜は立てた方が保存がきくなどの保管方法は子供のころから知っているので腐らせないで使いきることができたり、余った食材でも手作りのパックを作るんです。頭皮には卵白が良いので市販のシャンプーに卵白をいれて使ったり、これから冬にかけて起きやすい静電気はすごく肌に悪くてシワの原因にもなるんですがリンスにバナナを少しとレモン汁を垂らすだけて乾燥を防げるし艶も生まれるんです。あとはハチミツを美容液と同量混ぜてパックにすると乾燥がなくなったり、韓国ではゴマ油とハチミツと卵を髪につけたりもしますね。
韓国では“四象体質”といって遺伝性・性格・体型で4つに分けて考えられ、お医者さまに行く前に漢方医に診てもらって体質を知るんです。太陽人は汗っかきで代謝がよく熱がこもりやすくて下半身が太りやすい、太陰人は骨格がしっかりしているが下半身が細め、小陽人はきゃしゃで小柄で…など決まっているので自分の体質を深く知って対処方を選ぶことができるんです。食べ物でも体を冷やさないために暖色系のお茶や食べ物を選ぶことで対処できるんですよ。ショウガがやシソは、毒素を出して“気”を開くといわれていて、ホルモンバランスを整える効果もあるんです。
今年の冬は、モデルの間で去年くらいから流行っている大豆が原料のソイキャンドルがお勧めです。普通のキャンドルはパラフィンや鉛を使用していたり、有毒ガスなどが出てしまうものもあるんですが、ソイキャンドルは周りの空気を綺麗にしながらいやな匂いもとれるし、温度が低いから長持ちするんです。それに溶けたロウはお肌につけても熱くないから私はリップに塗って保湿したりマッサージに使えてお肌もすごくつるつるになりますよ。
男性には姿勢に気をつけてほしいですね。椅子に深く座ると内臓が圧迫されて肩甲骨が開いて呼吸が浅くなり眠りの姿勢になってしまって、頭に酸素が回らなくなると結果的に毛髪に影響してたり、肩こりやドライアイにもなってしまうんです。浅めに腰かけてみてくださいね。男性は肩甲骨が締まって姿勢が良くなりスーツが似合う体型になりますよ。日本の男性はもっと女性を褒めてみて欲しいですね。例えばありがとうの言葉と一緒に褒めてみたりすることで、女性はモチベーションが上がって元気になるし、その元気を男性がもらって外に出るともっと良くなると思います。褒めることで家庭が円満になって、自然に笑顔が増えて、エステや高い洋服でお金を使わなくても工夫して綺麗になって、結果的にエコに繋がると思います。笑顔は相手にうつるものだから、それによって自分も笑顔になれば身近な人間味溢れるエコだなと思います。