『バイオハザード』の監督により新しく生まれ変わった「三銃士」を描く、映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』がいよいよ10月28日(金)の日本公開いたします。それに先駆け、10月23日(日)、来日”空中”記者会見を実施いたしました。

まるで空中にいるかのような360度の空の映像の中に現れたのは、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ローガン・ラーマン、ガブリエラ・ワイルド、ポールW・S・アンダーソン監督。ゴージャスな衣装を着てアクションに挑んだミラは、「毎日少しずつコルセットをきつく巻いて、ペチコートを増やして、トレーニングを積んだわ。コルセットはスープばかり飲んでしまうぐらいきついの。」と言うと、夫である監督から「おかげでケータリングが安くなったよ。」と冗談を交えたツッコミで夫婦円満さを見せつけました。

この記者会見は、六本木のニコファーレで実施し、会見の模様は「ニコニコ動画」で生中継され、記者会見の会場内のLEDスクリーンに流れたユーザの生のコメントが流れました。そのコメントを見たキャスト一同は大喜び。「見て見て!ローガンが好きってコメントもあるわよ!」というミラが言うと、ローガンも照れくさそうに微笑む一面も。「日本は予期せぬものを生み出すところがすごい。それに日本の皆さんは、本当にもてなしの心をもって、私たちに接してくれる」と感激していました。

今回特別ゲストとして登場したのは、日本語吹替え版でダルタニアン役を演じた溝端淳平。溝端の吹替えを見た監督からは「素晴らしかった。続編を作るとしたら、ダルタニアンは君かな」と笑顔で答えると、溝端は大喜び。ローガンも溝端に「自分の演じた役の吹き替えをしてもらった方に会えるなんて光栄です」とコメントしました。

そして、日本からのプレゼントとして、溝端の「この映画同様、最新技術を駆使した映像を用意しました。飛行船をこちらに呼びたいと思います。」という掛け声とともに、ミラたちが登壇するステージの映像に、CGの飛行船を合成した特殊映像が映し出されると一同は大興奮!特にミラは、「ガブリエラ、危ないわよ!」と言いながら飛行船に向かって軽くキックをしてみせたりと子供のように大はしゃぎしました。監督からは「これは日本ならでは!ここで続編の撮影をしようかな。」とすっかり心奪われた様子でした。

日時 : 10月23日(日)
場所 : ニコファーレ
登壇者 : ミラ・ジョヴォヴィッチ、ローガン・ラーマン、ガブリエラ・ワイルド、ポールW・S・アンダーソン監督、溝端淳平

ミラ・ジョヴォヴィッチ : 自分を含めて現代に生きる女性たちはミレディに共感できると思うわ。男性が強かった17世紀にベストをつくす、だからその時代にもしも自分がいたら同じことをしていると思う。ダルタニアンと三銃士が出会い、大決戦を繰り広げるシーンは見もの。剣と剣の火花は本物ですごくリアルなの。それまでみんなトレーニングをしていたのでぜひ見てほしいわ。

ローガン・ラーマン  :  ロシュフォールとダルタニアンが15cmの幅の屋根の上で闘うシーンがお気に入り。撮影前から何ヶ月間もフェンシングの練習をしていたんだ。正確性がとわれたり覚えるのが凄く大変だった。このシーンの撮影後、その努力が報われたなと思ったよ。

ガブリエラ・ワイルド : 衣装を身につけるのと同じように、世界遺産でのロケをしたことで、すぐに役に入り込むことができました。ダルタニアンは今まであったことのない男性で、好奇心を覚える。彼の若くて勇気があって生きることに楽しんでいるところがいい。

ポールW・S・アンダーソン監督 : 漫画やアニメが大好きなんだ。「三銃士」は日本のアニメ「宇宙戦艦ヤマト」「オーディーン 光子帆船スターライト」といった宇宙を飛行する船にインスパイアされているんです。『三銃士』は作っていて本当に楽しかった。続編もぜひつくりたいな。

溝端淳平 : 『バイオハザード』がすごく好きで、監督やミラに会えて嬉しい。今回吹替えを担当させていただき、大好きな作品の一つになった。震災で日本は大変だけど、みなさんがきてくれて元気を与えてくれました。