現在開催されている第16回釜山国際映画祭の ガラ・プレゼンテーションの1本として、 『CUT』はアジア・プレミア上映を行い、 上映前には主演の西島秀俊、アミール・ナデリ監督の 舞台挨拶を催されました。

『サヨナライツカ』などの公開により、 韓国でも高い人気を誇る西島秀俊が場内を通って壇上に立つと、 ひときわ大きな歓声が上がりました。

西島秀俊は 「初めてプサン映画祭に来ることが出来て嬉しいです。 僕のこれまでの出演作品のなかで、最も満足度の高い演技が出来ていると思い ます」と挨拶しました。

上映後の公式記者会見では、 韓国の国民的名優アン・ソンギをモデレーターとして進行。

アミール・ナデリ監督は、本作『CUT』が 『ラヴストリームス』で自身がスタッフと参加した ジョン・カサヴェテス監督の生涯にオマージュを捧げた作品であることを明か し、 西島秀俊は、 「1ヵ月半、誰とも口をきくなと言われて、話し方も忘れるくらいでしたが、 撮影期間中は本当に幸せな毎日でした」と語った。