■日時:2/26(木)13:20〜13:45  
■場所:シネマート新宿
■登壇者:大森一樹監督(58)、佐原健二(78)、熊倉 功(30)、丸山優子(41)、坂田鉄平(33)、
大竹浩一(29)、高橋 修(56)、三谷悦代(52)、出口哲也(30)、田上ひろし(54)、山崎大輔(55)、嶋田 真(26)、 古藤ロレナ(25)、アベディン(年齢非公表)

大森監督:登壇者には申し訳ないが、インタビューのたびにノースターと言い続けてきた。今まで、吉川晃司さんの映画などでは、弾着を、(安全を考慮して)心臓のある左胸じゃない方に付けていたんだけど、今回は心臓側に付けた。リアルさが出て、やっぱりノースターで良かったと思った。

熊倉:映画初出演で不安や緊張があったが、自分の役を演じきることだけを考えて頑張った。

丸山:本名と役名が同じ「ゆうこ」。監督が撮影中ずっと名前を憶えてくれなくて、「のりこ」とか「くみこ」、最終的には「シンシア」と、全く違う名前で呼ばれ続けたのが撮影中の思い出。

坂田:おととい、住んでいる部屋の隣の部屋が火事になった。大変だったけど、映画のタイトル通り「世界のどこにでもある、場所」だと考えれば大したことないと思えた。

大竹:出演シーンの中にマントヒヒの檻の前での撮影があって、そこでマントヒヒが交尾をし続けて困った。監督に「おい!交尾やめさせろ!」と言われて大変だった。

田上:今日が54歳の誕生日。誕生日で映画の公開初日でおめでたい気分なのに、マントヒヒの交尾の話をされるなんて。

映画のラストシーンから続く寸劇から始まった舞台挨拶では、登壇者が映画の衣装と役柄そのままに、劇場全体を使った演出で登場。昨年5月に10日間で撮り上げた際のチームワークで、テンポの良い芝居と会話を繰り広げ、観客を沸かせた。また、「心を病んでいないのに病んでいるフリをするという役は難しかった」、と語る佐原さんに大森監督は、「佐原さんが出演されていたウルトラQを当時中学一年生で観ていた」と、ファンだった事実を告白。盛況のうちに幕を閉じた。

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