傍聴ブームを巻き起こした北尾トロの同名ベストセラーエッセイを映画化した、不謹慎でポップでタメになる日本国民必見の裁判エンターテインメント『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』が、11月6日ついに全国公開し、映画初主演のバナナマン設楽統をはじめ、片瀬那奈、鈴木砂羽、日村勇紀、豊島圭介監督による初日舞台挨拶を本日行いました!

【日程】11月 6日 (土)  【場所】ヒューマントラストシネマ渋谷(渋谷区)

設楽 統(バナナマン)(37)
「この日を迎えることが出来まして、本当にありがとうございます。僕、主演ということで結構出てます(笑)
毎シーンというわけではありませんがかなりの確率で出てます。」とコメントし会場を笑わせた。
今回が初主演ということでどんな気持ちかという質問に対し
「最初この話がきたときは、ドッキリかと思いました。ほんとうに驚きました。
日村さんも同時にそのときに一緒にいて、『日村さんも出ます、痴漢役です。』と伝えられたとき、ずっこけちゃいました。
コンビ内格差が生まれだしてるなと思いました(笑)」
そのコメントに対し、日村は「そんな遠く行かないで〜。」と言い、
設楽は「ダメだよ。行っちゃうよ〜」と返して会場を大いに笑わせた。
最後に観客へメッセージを贈る際に「みどころは全部なのですが、僕が演じた南波タモツが初めて裁判所へ行くシーンがある
のですが、その時、自分この場に似つかわしくないなと思って躊躇して後ずさりするところは、マイケル・ジェイフォックスを
意識してます!後ろ歩きのオレ天才なんじゃないかなと思うんでそこを見て頂きたいなと思います。」と観客の心をつかんだ。

片瀬那奈(28)
「皆さんに、観て良かったなと思って楽しんでいただけるよう願ってここに立っています。とにかく面白いです!
凄く個性的なキャラの方々がたくさん出られていて、いろいろな裁判がオブニバスのように観れる作品です。
シリアスなものからコミカルなものまでバラエティに富んだ裁判があって、皆さんはちょっとのぞき見するような感じで、疑似体験という形で傍聴人になって人の心を覗いてみてください。」とコメントした。
演じた役はどうだったかという質問に対し「(鬼検事役ということで)役的にはかなりきつい事を言うのですが、
でも裏では違う素顔があったりもして、そんなところにも注目していただきたいです。それから、日村さんと絡んでいるシーンも観て頂けたらなと思います。そのイメージは、一応アンジェリーナ・ジョリーさんをイメージしました。歩き方がなんですが(笑)」とコメントし、会場を沸かせた。

鈴木砂羽(38)
「今日はたくさんのお客さんにお越し頂けてとても嬉しいです。
あまり見たことのない裁判映画なのですが、身近に感じられると思います。」と挨拶し、
現場の雰囲気を聞かれると「(テンションの高い役なため)撮影初日の時は、朝からこんなにテンションの高い
役を演じるの嫌だなぁと思っていたのですが、撮影するうちにノッてきて、駆け抜けました。」と
撮影を楽しんだことをコメントした。
出演者がハリウッドの役者をイメージして演じたということに対して、「私は大きく捉えて、ハリウッド映画に出ている感じで演じました(笑)いつもハリウッドを意識してます。」と返し観客を笑わせた。

日村勇紀(バナナマン)(38)
「今日は皆さんお越しくださりありがとうございます。(上映前だったため)私の役は言えないんですが…」
というコメントに対し設楽の突っ込みで痴漢役だと分かり、
「そうなんです。痴漢役なんです。ぜひやってみたかった役なんです。」とコメントし会場を爆笑の渦に巻いた。
「検事役を演じられた片瀬さんとバシバシやりあってますから!片瀬さんとのやり取りは快感でした!」と
撮影時の感想を伝えた。
誰を意識して演じたかという質問に対し「僕はトム・ハンクスですね。自分の中ではそう意識して演じました。」と言い、最後に「相方の主演映画なので、凄くうれしいです!僕も一緒に主演をやったと言う気持ちで今回
挑んでます。どんどん先行っちゃったら困りますけどね(笑)」とコメントした。

豊島圭介 監督
「今日はご来場ありがとうございます。撮影はちょうど去年の11月に撮り、今年の頭に完成しやっと劇場で
公開することができました。感無量です。いちど仕事をしてみたかった俳優さんたちを集めた、おもしろ俳優の
ショーケースのような映画になっておりますので楽しんでいただければと思います。映画自体は裁判をテーマに
してますが、やりたかったことは、人が真剣に何かに取り組んでいる時につい見せてしまう間抜けな様だったり、おかしみだったりだったりを描きたかったので、そんなところを笑って楽しんで頂ければなと思います。」
と公開を迎えた歓びを観客へ伝えた。