このたび、ミシェル・ファイファー主演『わたしの可愛い人-シェリ』の10月16日(土)からの公開を記念して、本作品のアイコンでもある薔薇のオブジェのお披露目イベントを行ないました。

プレゼンテーターにお迎えしたのは、ミシェル・ファイファーが扮した主人公・レアと同じく、アラフィフの中でも妖艶な美しさを放つ萬田久子さんと、主人公レアと恋に落ちる19歳の青年シェリのようにあどけない瞳が年上のお姐様の心を掴んでいる仁科克基さん。

◆ 日程: 2010年10月13日(水)  
◆ 場所: Bunkamuraオーチャードホール(1Fロビー)
◆ プレゼンテーター : 萬田久子さん、仁科克基(まさき)さん

元高級娼婦の主人公レアを演じたミシェル・ファイファーの印象について聞かれた萬田さんは「彼女とは同じ年で昔から大ファン。彼女の映画を観るとエステに行ったときよりも気持ちも肌の調子もあがるし、どんどん魅力がアップしているから私も負けないようがんばらなくちゃ。」とコメント。一方仁科さんは、レアと恋に落ちる19歳の美青年シェリ役のルパート・フレンドについて「僕より1歳年上なのに、19歳の役を演じてこんなにすんなり観られるのがすごい。説得力があった」と感心し、「僕はすぐ泣いちゃうタイプ。奥さんは年下なのにいつも尻にしかれてる。ケンカをしたらすぐごめんなさいと泣いて謝っちゃうから、シェリのようにかっこよく振る舞えるかな」と先日結婚を発表した多岐川華子さんとのエピソードも交えて語った。
また、本作でミシェル・ファイファーが大胆なベッドシーンを演じていることについて、仁科さんは自分も一度やってみたいけれど、(奥さんのことを思うと)その後が怖いなと話すと、でもそれも仕事でしょう?と萬田さんに諭され、「そうですよね、ぜひ!やってみたいです!」と多岐川さんのことを気にしながらもベッドシーンへの意欲をみせた。

本作の主人公レアとシェリは親子ほど年の離れたカップル。萬田さんは「いろいろ経験したけど私の場合は年上ばかり、一番離れていたのは20歳くらい上だったかな。今なら仁科くんのような年下との“恋愛ごっこ”も楽しいかもね。」と大人のコメント。仁科さんは年下の多岐川華子さんとのことも交えて「1日2回はプロポーズしていた。『おはよう、結婚しよう』とか『おはよう、嫁になって』とか。今は毎日笑って毎日幸せです」と多岐川華子さんとの関係について幸せいっぱいに語ってくれた。萬田さんも「彼女を愛していると自信があるから言えること。言葉って大事だから、結婚しても毎日言ってあげてね、(多岐川)裕美さんに代わって言っておくわ」とプライベートでも仲の良い多岐川裕美さんに代わり、結婚生活のアドバイスを送った。

イベントの最後、萬田さんはこの映画ついて「観ると自分にもフェロモンやエネルギーが出てくるはず。恋愛している人もそうでない人も是非見て欲しい。男性と観に行くよりも女性同士で観た後に恋愛論を語るときっと楽しいと思います。」と語り、仁科さんは「世の女性はこれを見て恋愛について勉強して、男性は自分もシェリのようにかっこよくなれるように勉強して欲しい」と見所を伝えて、イベントを締めくくった。

※なお、今回お披露目となったオブジェは、パン パシフィック 横浜ベイホテル東急のシェフパティシエである黒木賢二郎さんが構想1週間、製作期間3日間をかけて作ったフランスの伝統的な飴細工。映画のアイコンでもある薔薇の花をモチーフに、幸せな気分を演出して作られたブーケ型の薔薇のオブジェで、公開日の16日よりメイン館であるBunkamura ル・シネマのロビーにて展示されます。