東宝東和配給、10月29日(金)より日本公開される『怪盗グルーの月泥棒 3D』(原題「Despicable Me」)の日本語吹替え版が完成し、20日、吹替え収録を行ったスタジオミディアルタにて完成報告会を実施いたしました。報告会には、グルー役の笑福亭鶴瓶さんとアグネス役の芦田愛菜ちゃんが出席、ハリウッド映画の日本語吹替えが初となる二人の収録時のエピソードなどをお話していただきました。鶴瓶さんは愛菜ちゃんの吹替えを「初めてとは思えないくらい上手い」と大絶賛。また、6月28日にLAで本作品でのワールドプレミアが開催された際にサプライズでバースデーケーキを用意していた鶴瓶さんに、報告会当日は敬老の日ということもあり、お返しの意も込めて、愛菜ちゃんからサプライズなプレゼント。中身は”やさいのおしゃべり”という絵本で、「鶴瓶さんのお孫さんに読んであげてください。」と言って手渡しました。
 愛菜ちゃんから敬老の日のプレゼントをもらい「面白くて、優しくて本当のおじいちゃんみたい」と言われた鶴瓶さんは、「来年、小学校に上がるからランドセルが欲しい」という愛菜ちゃんに対し、「本当のおじいちゃんと、グルーのおじいちゃん(鶴瓶さん)とどっちにこうてもらう?」と迫るなど、終始ほのぼのとした雰囲気の中での報告会でした。

質疑応答

Q、今回吹き替えをして難しかった点はありますか?
鶴瓶さん「感情や表情をグルーに合わせるのが難しかったが、アフレコを重ねるにつれてどんどん感情を絵に吹き込むことができた。」
愛菜ちゃん「アグネスの口に合わせてしゃべるのが難しかった。」

Q、お気に入りのシーンはどこですか?
鶴瓶さん「徐々にアフレコに慣れていったので、3姉妹に絵本を読む最後のシーンがお気に入りです。」
愛菜ちゃん「本当は身長制限があって乗れないのに、本当に乗っているように感じたのでジェットコースターのシーンが好きです。」

Q、共演してみて、お互いの印象は?
鶴瓶さん「LAのワールドプレミアに一緒に行って、愛菜ちゃんと旅行したみたいで楽しかった」
愛菜ちゃん「フカフカのイエローカーペットを鶴瓶さんと一緒に歩けたし、サプライズで誕生日ケーキをもらって嬉しかったです。面白くて優しくて本当のおじいちゃんみたいです。」

Q、本日9月20日は敬老の日ですが、おじいちゃん・おばあちゃんにもこの3D映画は楽しんでいただけますか?
鶴瓶さん「本当に3Dの凄さが分かるし、ストーリーは面白くて泣けるし、ぜひ観てもらいたい。」
愛菜ちゃん「今日はおじいちゃん・おばあちゃんには会えないけど、一緒にこの映画を観に行きたいです。」