警察犬試験に6回挑戦しながら、いずれも不合格したものの、今や地元・香川のみならず日本中で人気者となった見習い警察犬「きな子」の実話を元に、警察犬訓練士を目指す少女と「きな子」との絆を描いた映画『きな子〜見習い警察犬の物語〜』が、8月14日より全国公開されます。

そして、この度、公開を直前に控えた本日、8月10日(火)に、本作で描かれている“犬と人との絆”というテーマに共感した、芸能界でも愛犬家として知られる神田うのさんと、主題歌を歌うアーティストMetis(メティス)によるトークショーを行いました。
また、それぞれ自身の愛犬と一緒に囲み取材も実施いたしました。

■日時:8月10日(火) 16:00〜
■場所:新宿明治安田生命ホール
(東京都新宿区西新宿1-9-1 明治安田生命新宿ビルB1F ) 
■参加者:神田うの&愛犬ロケット、Metis(主題歌)&愛犬カズ、
宮忠臣(ドッグトレーナー)、きな子(出演犬/ラブラドール・リトリーバー)
■MC:八雲ふみね

【トークショー】

●MC:
本日お越しいただきましたドッグトレーナーの宮さんは『南極物語』や『ハチ公物語』、近年では『クイール』、『マリと子犬の物語』など、数々の動物映画に携わってこられた、日本の動物映画の第一人者でいらっしゃいます。それでは宮(みや)さん、今日たくさんのお客様を目にしていかがですか?

●宮さん:
こんなに多くの皆さんに、『きな子〜見習い警察犬物語〜』を観ていただけて本当に嬉しいです。
小さいお子様にも来ていただいて、本当に有り難いなと思います。

●MC:
宮さんはこれまで数々のスター犬を手掛けてこられましたが、今回の「きな子」は“ズッコケ犬”ということで、これまでの演技のつけ方とは異なる部分もあったかと思います。
今回そういった意味で特に気をつけたところはありましたか?

●宮さん:
そうですね。普通、犬をテーマにした作品ですと、頭が良くてかっこいい犬を選ぶのですが、今回は見習い犬というテーマだったので、どちらかというとあまりかっこよくない、でも憎めない愛くるしさを持っている犬を選びたいと思いました。
そのため、相当数多くのラブラドールを観て、最終的にこの子に決めました。

●MC:
具体的にはどんな訓練をしたのですか?

●宮さん:
いつもそうなのですが、きちっと訓練はしないんです。
警察犬のように訓練してしまうと、その子の持っている良さが他の犬と同じになってしまうので…。
しいていえば、匂いをか嗅ぎ分ける選別訓練でしょうか。
主演の夏帆さんと一緒に苦労したのが、匂いを嗅ぎ分ける臭気選別訓練でしたね。

●MC:
物語の後半、豪雨の中をきな子が走るシーンが印象的でしたが、あのような過酷な状況の中での撮影は相当苦労されたのではないですか?

●宮さん:
映画の中で雨が降っているというシーンは、普通の雨だと、画面に映らないんです。なので今回のシーンは本当に豪雨でした。
豪雨の中に犬を入れて撮影するというのは、大変なんですが、きな子は、たまたま雨が嫌いな子ではなかったので、非常に助かりました。

★ここで、宮さんの呼びかけにより、上手よりきな子が登場

●MC:
本当に宮さんときな子は、一心同体というか、とても強い信頼関係を感じます。

●宮さん:
ちょっと足が滑っていますね。(会場笑)※床がつるつるした素材だった実は、きな子は普通のラブラドールよりも小さいんです。
でも映画では小さく見えない。それだけ、きな子の動きや表情を良く撮ってもらえた映画だと思います。

●MC:
きな子は、困った顔をしたり、驚いた顔をしたり、表情豊かですよね。

●宮さん:
そうですね。
この子は、目に特徴があって、目が大きいんです。
シーンによって、かなり色々な表情が出せたと思います。

★ここで、神田うのさん、Metisさんが上手より登場

●MC:
早速ですが、神田さんとMetisさんはこの映画をご覧いただいて、それぞれどのようなご感想をお持ちになりましたか?

●神田さん:
きな子が、とっても愛くるしくて、可愛くて、杏子と一生懸命頑張っている姿に感動しました。
きな子と杏子の間に自然に芽生えた絆にも、感動しましたし、私も犬を13年飼っているので、自分の犬を思い出しながら観ました。

●Metisさん:
杏子ときな子の絆が描かれていて、素晴らしい映画だと思います。
人と人の絆もすごく描かれていて、感動して泣いてしまいました。
私も犬を飼っていますが、恋しくなってしまいました。

●MC:
神田さんにお伺いします。本作では、杏子ときな子とが互いを心から信じ合う、強い絆が大きなテーマとなっています。神田さんがご自身の愛犬との思い出の中で、こうした絆を感じたエピソードがありましたら、お聞かせいただけますでしょうか。

●神田さん:
たくさんあるんですけれども、赤ちゃんの頃から、どこに行くにも一緒でした。一緒に新幹線に乗って地方に行ったりもしましたし、撮影の時も、人の言葉を理解して、良い子でいるんです。
「こうしたら私が喜んでくれる」ということもわかってくれています。
人の心が読めるのでしょうね、つらかったり悲しかったりした時や1人暮らしの時など、すーっと横に来てくれて、ペロペロ頬をなめてくれたりして癒してくれました。
きっと落ち込んでいる理由もわかってくれていたんだと思います。

本当にこの子がいてくれたことで、助けられたことがたくさんあります。
ワンちゃんセラピーじゃないですけど、家族以上に家族という感じがします。
この子のおかげで、家族同士の絆も深まりますし、大活躍です。

●MC:
Metisさんにお伺いします。本作の主題歌「only one〜逢いたくて〜」は、Metisさんが本作のために書き下ろしてくださった、感動的な楽曲となっていますが、Metisさんはこの曲にどのような想いを込められたのでしょうか?

●Metisさん:
この曲のテーマは、やはり大きな愛ということで相手を本当に愛する強い愛を描きました。
誰にでも、動物だったり人だったり、故郷だったり、離れてみて、初めて本当に大切な存在だったんだ、と気付くことがたくさんあると思うんですけど、その存在に対して「今すぐ会いたい」という強い気持ちを歌った壮大なバラードです。
私自身も、自分にとって大切なもの、人を思って作りました。
皆さんも大切なもの、人を思う気持ちを忘れないでほしいなと思います。

★この後、なんとMetisさんが生歌を、きな子の為に披露。
きな子はその歌に反応して思いっきりしっぽを振っています。
Metisさんの歌声に会場からは大きな拍手が起こりました。

そして、神田さんの愛犬・ロケット(13歳、オス)、Metisさんの愛犬・カズ(1歳8ヶ月、メス)が登場し、フォトセッション後、ゲストは退場しました。