累計発行部数1,500万部の大人気・青春音楽コミック「BECK」が、『20世紀少年』シリーズの堤幸彦監督、そして水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、忽那汐里、中村蒼、向井理らの超豪華、奇跡のキャスティングによって実写映画化され、9月4日(土)より全国ロードショーとなります。

この度、音楽はもちろん、ファッション、アートなど若者文化を牽引してきたHMV渋谷が、8月22日に惜しまれつつも閉店してしまうということで、音楽という絆で結ばれた若者たちの成長と友情を描いた本作の「BECK」メンバーが、この“渋谷の聖地”を表敬訪問致しました。

”音楽”をテーマにしたトークセッションはもちろん、「HMV渋谷」と「BECK」によるコラボセレモニーも行い、大盛り上がりのイベントとなりました。

【日時】8月1日(日)

13:30 イベント開始
14:15 イベント終了

【場所】HMV渋谷
(東京都渋谷区宇田川町24-1 高木ビル2Fイベントスペース)

【登壇者】水嶋ヒロ 佐藤健 桐谷健太 中村蒼 向井理
MC:LiLiCo

【観客】100名
※事前にHMV渋谷店で「BECK」全国劇場鑑賞券をご購入頂いた方の中から抽選

【トークショー】

<キャスト5名が舞台上へ登壇>

●MC:それでは皆さん、一言づつご挨拶をお願いいたします。

●水嶋ヒロさん:
今日はご来場いただきましてありがとうございます。
南竜介役を演じた水嶋ヒロです。

HMV渋谷店は、僕にとっても思い出の詰まった場所ですので、こうしたイベントに出演させていただくことができて、とても光栄です。楽しんでいってください。

●佐藤健さん:
こんにちは。コユキを演じた佐藤健です。久々にこういったイベントに出演させていただきますが、皆さんに楽しんでいただけたら嬉しいです。

●桐谷健太さん:
こんにちは。千葉役を演じた桐谷健太です。
僕もHMV渋谷店には、学生の時からよく来ていたので今回、こういったイベントに参加出来るのがとても嬉しいです。
『BECK』ももうすぐ公開ということで、色々お話させていただければと思いますので、楽しんでいって下さい。

●中村蒼さん:
サク役を演じました中村蒼です。
僕も、このHMV渋谷店には学生時代にもよく来ていましたし、ちょうど2週間前くらいにも、此処へCDを見に来ていました。
本当に思い出深い場所なので、こういうイベントに参加することが出来てとても嬉しいです。今日は、皆さん楽しんでいってください。

●向井理さん:
平役を演じました向井理です。
暑い中、たくさんの方に集まっていただいて、とても嬉しいです。
僕も学生の頃もそうですし、今でもHMVには通っているので、閉店してしまうのはとても悲しいですが、有終の美を飾れるよう、今日は頑張っていきますので、皆さんも楽しんでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。

●MC:
今回は音楽が重要な要素となっており、キャストの皆さんも演奏の練習をされたそうですが、いかがでしたか?

●水嶋ヒロさん:
楽器の練習があるということが一番の課題でした。楽器経験がない人間がほとんどでしたし、楽器経験のある人間も楽器に精通しているわけではなかったので、人気コミックスの役を演じるにあたり、説得力がなくてはならなかったので、そういう部分がプレッシャーでもあり、難しいところではありました。

●佐藤健さん:
僕も楽器を触るのは初めてだったのですが、劇中でもコユキは初めて楽器を触るところから描かれているので、そういう点では、コユキと一緒に成長できたと思います。
大変でしたが、ギターを持って現場に行くのが青春という感じがして、面白かったです。

●桐谷健太さん:
とにかく勢いというか、エネルギーが大事だと思いました。
本当にこの4人はみんなパワーがあるし、良い意味でライバルで、この作品をいいものにしようという思いがありました。それが上手くぶつかり合って、スパークしているので、楽しみにしててほしいですね。
それに僕は、今回自分で歌を歌って、詩も書いたりしているので、是非聴いてほしいです。

●中村蒼さん:
今回、初めてドラムに触ったのですが、頭では分かっていても、体がついていかず、本当に難しかったです。でも、練習を重ねていくにつれて、だんだん上達していったので楽しくなってきました。
それにドラムは音が大きいので、叩いていて気持ちがいいですし、最後まで楽しんでできたかなと思います。

あと、桐谷さんはもともとドラムが叩ける方なので、たまに、僕より先にドラムセットに座って、叩きながら、すごい「ドヤ!」という感じの顔で僕を見てくるんです(笑)。それで、桐谷さんが叩けば叩くほど、僕は居場所がなくなりました(会場笑)。

●向井理さん:
僕は今回ベーシストの役で、初めて楽器に触ったのですが、楽器の中では音が低い弦楽器なので、渋くて格好いいなと思っていました。

だから、やるんだったらベースだと思っていたので、合ってたかと思います。
ただキャラクターがとてもベースが上手いので、それを全うするにはかなり練習をしなくてはいけないので、毎日必死でした。
現場でもみんなで合わせたり、先生について練習をしたり、楽器をよく弾いていました。

●MC:
是非皆さん、『BECK』をスクリーンで観てくださいね。
さて、ここHMV渋谷は今の若者にとっての青春の場所で、閉店してしまうのは、本当に残念なのですが、皆さんにとって青春を感じさせる場所はありますか?

●水嶋ヒロさん:
このHMV渋谷店もそうなのですが、昔サッカーをやっていたので、母校のグラウンドもそうですね。

●佐藤健さん:
まさにこの辺りは庭ですね(笑)。僕は埼玉出身なのですが、渋谷って電車を乗り換えるに必ず降り立つ場所なんですよね。
しかも、埼玉の人からすると、わざわざ渋谷まで着て、そのまま帰るのはもったいない気がするので、着たついでに何か見に行ったりしていましたので、もろ青春の場所ですね。

●桐谷健太さん:
高校時代もそうですしが、ヒロもさっき言っていたように、今この瞬間はもう帰ってこないので、その瞬間をどれだけ熱く生きられたかということが大事だと思います。だから、今を大事にしたいですね。

●中村蒼さん:
僕もサッカーをやっていたのでグラウンドは思い出深い場所ですが、今でも仲間何人かとやっているので、今この瞬間も青春ですね。

●向井理さん:
僕も学生時代にサッカーをやっていたので、グラウンドは思い出深いですね。
あとは、僕は地元が横浜だったので、山下公園や、桜木町などはよく行っていたので思い出深い場所です。

●MC:
メンバーの皆様に思い出の曲、今好きな曲をお聞きしたいのですが、何かありますか?

●水嶋ヒロさん:
僕はヒップホップが好きで、よくEMINEMを聴いていました。
中でも今好きな曲は復活したEMINEMのアルバムの中に収録されている「Not afraid」という曲です。

あとは、昔の曲にはなりますが、サッカーの試合前などに、EMINEMを聴いて、テンションを上げたり、助けてもらったりもしました。

●佐藤健さん:
僕は友達のバンドでONE OK LOCKというバンドの「完全感覚Dreamer」という曲が好きです。1人の時や、寂しい時に聴くと、何だか、1人じゃなくて、近くにいるような感じがして元気が出るんです。

●桐谷健太さん:
僕はTHE BOOM&矢野顕子の「釣りに行こう」です。中3の時に、初めて友達にもらったCDがこの曲なんです。すごくやさしい曲だから好きです。

●中村蒼さん:
僕はKREVAさんの「My Life」がとても好きで、歌詞の中に「良い思い出とかもたくさんあるけど、それはそれでそのまま残して、今を楽しんでこう」というのがあって、僕もそういう風に思っていたので、この曲を聴いて、とても共感できて好きになりました。

●向井理さん:
僕はJamiroquaiの「Travelling Without Moving」っていう曲が好きです。
ベースがとてもかっこいいんですよね。
でも、Jamiroquaiは中学の頃から聴いていて、全部CDも持っているんです。
あとは、結構この曲は平くんっぽいようなベースラインもありますし、『BECK』でベースをやっていたのもあって、改めて昔聴いていた曲を聴いてみると、Jamiroquaiのベーシストはすごい人なんだなと思います。

※ここでHMV渋谷店の店長さんより、BECKメンバー5人に記念品の贈呈をしてもらいました。

プレゼントは、袖口に『BECK』のタイトルロゴの刺繍が入った、HMVスタッフの方々が着ているポロシャツで、この日のために作られた大変貴重なポロシャツでしたが、代表して水嶋ヒロさんが受け取りました。

そして、「BECK」メンバーからもHMV渋谷さんに感謝の意を込め、BECKメンバー全員のサイン入りTシャツを記念品として、佐藤健さんより贈呈いたしました。

<フォトセッション後、水嶋さんより一言ご挨拶>

●MC:
それでは、最後にキャストを代表して水嶋さんから一言、皆様にご挨拶をお願いします。

●水嶋ヒロさん:
今日は本当にありがとうございました。
HMVさん、素敵な思い出をありがとうございました。
この報道をご覧になった方々、もしHMV渋谷店に思い出のある方が、いらっしゃいましたら、是非最後に1度来ていただけたら、素敵な思い出や発見があるのではないかなと思いますので、是非ご来店下さい。
それと併せて、僕らの映画『BECK』も是非見に来てください。
ありがとうございました。