7月7日(水)、映画『SRサイタマノラッパー2〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜』の舞台挨拶が埼玉県深谷市・深谷シネマにて行われ、入江悠監督と、主演の女子ラッパーチーム“B-hack”の増田久美子(ビヨンセ役)、加藤真弓(クドー役)が、入江監督の地元でもあり、本作と前作(『SRサイタマノラッパー』)のロケ地にもなった埼玉県深谷市の深谷シネマでの公開を記念し、舞台挨拶に登壇した。

 超ロングラン公開された『SRサイタマノラッパー』に続くシリーズ第2弾となる本作のメガホンをとった入江監督は「この作品も第1弾と同じく、深谷の皆さんの協力で作ることができた映画です。今日は本当に有難うございます」と述べ、先週ニューヨーク・アジアン・フィルム・フェスティバルで招待上映で渡米したエピソードを披露。「上映後、現地の観客が大絶賛してくれたんです。深谷で少人数で作った映画が埼玉から『8000マイル』(=本作の英題)離れたNYに届いた!と感動しました」と話すと満席の客席は我がことのように拍手喝さい。本作の女子ラッパーチーム“B-hack”からは、増田久美子「深谷は5月にお披露目試写会をさせていただいて以来ですが、今日は“公開”という形で戻ってくることができて嬉しいです」、加藤真弓「今日も温かく迎えていただいて有難うございます」と挨拶した。
 その後、日本映画監督協会(入江監督が『SRサイタマノラッパー』で新人賞を受賞)の選考委員を務めた望月六郎監督がサプライズ登場。新人賞贈賞を振り返り、「『SRサイタマノラッパー』がぶっちぎりの受賞でした。第2弾、公開おめでとうございます」と述べると、歓声が巻き起こり、地元ならではの温かい舞台挨拶となった。
  『SRサイタマノラッパー2〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜』は新宿バルト9ほか全国順次公開中(深谷シネマの上映は7月17日(土)迄の予定)。
  
 映画『SRサイタマノラッパー』はゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009にてグランプリを受賞し、小規模公開ながらその内容と新しさで超ロングラン公開された青春HIPHOP映画。
アミューズソフトよりDVD発売中。太田出版より小説版が発売中(入江悠著)。
待望の第2弾となる『SRサイタマノラッパー2〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜』は新宿バルト9ほかにて全国順次公開中。