『選挙』が、6月19日(土)より“ニッポン再生”ロードショーが始まりました。本作は2007年の初公開時から注目を集め、世界の映画祭で多くの賞を受賞し、全世界200カ国近くでテレビ放送されるという快挙を達成、また、2009年にはアメリカ放送界の最高権威「ピーボディ賞」も受賞しました。
参議院議員選挙の投開票日も7月11日に決まり、改めて選挙について、政治について考えようということで、本日6月20日(日)に、“選挙経験者”であるガッツ石松氏をゲストにむかえ、本作品の主人公でもある山内和彦氏とともに、トークイベントを開催。さすが選挙経験者のお二人、選挙活動の苦労や、現政権へも注文、消費税論etcシンポジウムと間違うくらいの熱いトークとガッツ節で会場は笑いの渦に! 

日時:6月20日(日) 12:00〜
場所:新宿K’s cinema (しんじゅくけいずしねま) (新宿区新宿3−35−13 3F)
登壇者:ガッツ石松(61)、山内和彦(45) ※敬称略
<トークイベント内容>
−選挙活動時代を振り返って
山内:今は主夫をしていますが、何で任期後チャレンジしなかったのとよく言われます。落下傘で出馬して、1年半だとなかなか馴染めなかった。しがらみのきつい政党だなって感じました。
ガッツ:この映画にあるように、朝から晩まで、もう人を見たら投票用紙に見えるし、猫でも犬でも電信柱でもなんでも頭を下げろって。どこか行くとニコッて笑って、ビール注いだり。ご飯食べるのにお金積まないといけないしね。会費として払うんですよ。政治とカネと言いますけど、本当にお金かかりますよ。
−首相が変わったり、今の政策などで気にあることは?
ガッツ:首相があんなに変わっては、会社の社長がころころ変わって会社が発展しないのと一緒でしょ!子ども手当ても考えものだけど、もっと高齢者のことも考えてほしいよ。消費税の使い道も考えて!生活必需品には消費税はなし!
・・・政策についての論議が盛り上がり、MCから「今回出馬されるのでは!?」と振られるも、「さすがにそれはないね」ときっぱり。
−タレント候補や有名人も立候補していますがそれについては
ガッツ:半分以上は、政治に担ぎ込まれている。タレントでも政治をして何がしたいかの志があれば、立候補すればいいじゃない。でも国民の目もバカじゃないからね!
「まず投票に行かなければ何も変わらない」「投票へ行こう!」と、山内さんとともに“熱い”メッセージを送り、最後はお決まりの「OK牧場!」でしめて大いに盛り上がったまま、トークイベントは終了。

選挙運動の裏まで見せた、史上初のドキュメンタリー。想田和弘監督作『選挙』
6月19日(土)より、新宿K’s cinema、大阪シネ・ヌーヴォX他にてロードショー!