6月17日(木)、映画『SR サイタマノラッパー2 〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜』の一般特別試写会が行われ、入江悠監督、劇中の女子ラップチーム「B-hack」(ビハク)が舞台挨拶に登壇致しました。

 6月17日(日)、映画『SR サイタマノラッパー2 〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜』(6月26日より新宿バルト9他全国順次公開)の“父の日”特別試写会が行われ、入江悠監督、女子ラップチーム「B-hack」(ビハク)のメンバーが、舞台挨拶に登壇した。
 入江悠監督は、「前作『SRサイタマノラッパー』公開の時にはお金がなくて試写会が出来なかった。マスコミにサンプルのDVDを送ってもゴミ箱直行だったので、今回試写会ができてこんなに沢山の方に観ていただけて嬉しいです」と話した。 続いてB-hackの山田真歩はオーディションの時の苦労話を披露。「監督から『ワークショップがあるから来てね』と言われて行ったら、「最近の悩み事」っていうテーマでいきなり『15分でラップを作って発表して』と言われて大変でした」と振り返った。

 今週末20日が「父の日」で、さらに会場となった東京・日本教育会館の座席数が882(パパに)席だったこともあり、“お父さんへの感謝の気持ちを伝えよう”ということで、一般客から日頃の父親への想いを募り、それを山田真歩が代表して即興ラップを行った。「もうすぐパパの日お父さん、いつもお仕事お疲れさん♪」と客席からの手拍子に合わせて軽やかに韻を踏んで見せた。 B-hack各人のお父さんへの想いを聞くと、山田は「劇中のお父さん役の岩松了さんにそっくり」、増田は「いつもオヤジギャグ言ってる」、桜井は「ちょっと天然キャラ」、加藤は「とても父親らしい人」と話すと、最後に安藤サクラが「割とどうしようもないオヤジです(笑)」と答えて、会場の笑いを誘った。

 さらにB-hackの歌う映画主題歌「ワック♪ワック♪B-hack」の“父の日バージョン”も披露し、観客は大興奮。締めの挨拶では入江監督が「意外と死ぬ気で作りました。気に入ったら是非口コミで広げてください!」とメッセージを送ると盛大な拍手が贈られ、和やかなイベントとなった。
 『SRサイタマノラッパー2〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜』は6月26日(土)より、新宿バルト9他にて全国順次公開される。予告編でB-hackの歌う主題歌「ワック♪ワック♪B-hack」が一部視聴可能。
 
 映画『SRサイタマノラッパー』はゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009にてグランプリを受賞し、小規模公開ながらその内容と新しさで超ロングラン公開された青春HIPHOP映画。
アミューズソフトよりDVD発売中。本日6月17日(木)より、小説が発売(太田出版刊)。
待望の第2弾となる『SRサイタマノラッパー2〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜』は6月26日(土)より、新宿バルト9ほかにて全国順次ロードショーされる。