5月15日(土)『書道ガールズ!!わたしたちの甲子園』の初日舞台挨拶が新宿バルト9にて行われた。登壇者には成海璃子さん、山下リオさん、桜庭ななみさん、高畑充希さん、小島藤子さん、市川知宏さん、森岡龍さん、坂口涼太郎さん、猪股隆一監督らが登壇した。

実話がもとになっている同作品。そして、同作品は撮影から公開初日までの5ヶ月間もかかったのである。長い時間いっしょにいると皆の思いは様々だったようで・・・舞台となった四国中央市は、市長含めとても協力的でなにより、人が温かかったと話してくれた成海さん。エピソードについて聞かれると、「ご飯食べに行ったらサービスしてくれました。そして私が”卓球が好きだ”と言うと、市長さんがホテルに卓球台を入れて下さいました。・・・嬉しかったです。」と明かしてくれた。
皆でパフォーマンスをしてきた事について山下さんは「皆で1つの作品を作る事が改めていいなと感じました。筆の感触を思い出しながらも、楽しくできました。」と満足げな様子。
5ヶ月間を振り返ってみて桜庭さんは、「5人でやってきてたので、皆さんに見てもらうのが嬉しい反面、12月からずっとやってきた過程があるので、さみしいですね。」と振り返っていた。
反面高畑さんは、「初日をいざ迎えると、時の流れが早く”ふわふわ”したような、気持ちです。不思議なような感じで、言葉でうまく伝えないられないですね。」と語ってくれた。
無口な役を演じた小島さん。撮影現場の様子について聞かれると「ワイワイしてました!くだらない話をしながらも、部活動のようでした。」と話してくれた。

最後に、監督から「何百枚・何千枚と数えきれないぐらいの練習を重ねて撮影にのぞみました。同作品は事実を元にしたフィクションではありますが、ここにいる皆は” もう1つの書道ガールズ ”になって映画ができたのではないかと思います。彼女達の奮闘ぶりもぜひ注目して下さい。」とアピール。
明日からカンヌへ出発する成海さん。カンヌでは、書道のパフォーマンスも披露する成海さんは、「クランクイン前から書道部は毎日毎日稽古してきました。吹き替えなしで自分たちで書く気持ちが強く、気合いと思いでやりきったのではないかと思っています。見て頂いて何かしら感じる作品になってればなと思います。明日からカンヌですが頑張ってきます!!」と意気込んでいた。
書道ガールズの頑張りや、皆の思いがスクリーンに焼き付いてる作品から目が離せない。

映画『書道ガールズ!!わたしたちの甲子園』は5月15日(土)より、新宿バルト9ほか全国ロード書ー!!