2007年に大ヒットした『マリと子犬の物語』のスタッフ・キャストが再集結!!オオカミの子ウルルと家族の絆を描いた感動作『ウルルの森の物語』。
12月19日(土)tohoシネマズ有楽座にて初日舞台挨拶が行われ、船越英一郎はじめ、深田恭子、濱口優、桑代貴明、北村沙羅さん、ウルル役のウルフドッグ、長沼誠監督が登壇。クリスマスの時期が近いという事もあって、子役2人桑代さん・北村さん・ウルルは、サンタさんの格好で登場。

初日を迎えて船越さんは、「本当に今日は有難うございます!!全身全霊を傾けて僕は、この映画をこのメンバーと一緒に作ってまいりました。前作を更に超える感動作を皆さんにお届けするのは“奇跡”に近い事かなと思ったんですけども、皆と・・・この家族達と絆を深めて、映画のテーマ通りもう一度“奇跡”を起こそうと信じて頑張ってきました。その奇跡は皆さんの前に起こったでしょうか??」との問いかけに観客席から拍手の嵐が!!「ありがとうございます!!」と満足そうであった。
深田さんは、「2年前に『マリと子犬の物語』を見てから、動物とお仕事をするのがずっと夢だったので今回の作品で、その夢が叶い、とてもうれしく思いました。北海道の大自然で、このメンバーで本当の家族のように過ごさせて頂きながら、幸せな毎日を送っていました。そして今日公開の日を楽しみにしていました。皆さん今日は集まり頂き有難うございます。」と語ってくれた。
サプライズでウルルも途中で登場するのだが、あまりにも大きくなったウルルに、キャストの皆もびっくり。船越さんは、「こんなに巨大化してしまいました。」と唖然としていた。しかしウルルとの撮影中のエピソードについて聞かれると、「この子は本当に頭のいい子でね・・・。」と褒める最中にウルルは首につけてた大きなベルがどうも気に入らなかったのか、がりがりと大きな音をたてて噛む始末。そんなウルルに観客は大爆笑。“こらー”と船越さんはなだめながらも、「ウルフドッグは神経質だからなつかないかもしれないと言われてたんですけど、このウルルだけはね誰とでも仲良くなるんですよね。」と絶賛。
深田さんは、「最初は本当に小さくて、しょっちゅう抱っこしてたりしたんですけど、動物との撮影ってすごく大変なのかなと思ってたんですけれどもウルルはすっごくいい子で動物との仕事はいいなあと改めて思いました。」と語ってくれた。

舞台挨拶終盤には一足先早いクリスマスプレゼントとして、ウルルのぬいぐるみをキャスト一人一人から観客席へ投げる場面も。盛大な舞台挨拶となったのであった。
最後に「この映画にはたくさんのメッセージが込められています。全部のメッセージを受け止めるのは難しいかもしれません。また今日ご覧になった方は是非知り合いの方達を誘って、もう1度連れてきて頂いて、今日受け切れなかったメッセージをまた見ていただければなと思います。」と挨拶。

映画『ウルルの森の物語』は、12月19日から全国ロードショー!!