独創的なラインナップで、国内外の注目も高い国際映画祭 「第10回東京フィルメックス」。初日となる11月21日には、映画祭の10回開催を記念してシンポジウム〈映画の未来へ〉を行い、北野武監督を始め、豪華な顔ぶれによるシンポジウムを開催いたしました。

日時:11月21日(土) 13:00−14:00 観客:約1,000人
会場:明治大学アカデミーホール(千代田区神田駿河台1-1アカデミーコモン3F)
登壇:マスタークラス 北野武(映画監督)、森 昌行(映画監督)、聞き手:山根貞男(映画評論家)
<マスタークラス トーク内容>
─テレビでは自分のやりたいことを通す、映画作りでは妥協するとおっしゃったが、逆だと思ってましたが
(北野)テレビはお客さんはタダだが、映画はお金を払って観てもらう。自分の映画は700円だと思っている。お金を払って観てくれる人にあまりひとりよがりになったら申し訳ない。
─1本撮って、次は何をやろうかという時、基本的に頭の中にストーリーは出来ているのか
(北野)基本的に自分は4コマ漫画の起承転結で作っている。
─作っている北野監督の頭の中はどうなっているのかと観客は思うはずだが
(北野)自分では割と楽しんでいる。自分は理工系の頭だと思う。ただ、あまりに捻り過ぎちゃってるかも。
【ここで一般の方からの公募による質問】
─人と接する時に恥ずかしさを感じてしまう。「照れ」の克服はどうすれば?
(北野)「照れ屋」は人より深いと思う。それは欲望の裏返しの恥ずかしさな訳で。徹底的に恥ずかしくなるのを待って爆発するのを待てばいい。
─以前、「自分は日本映画のウィルスみたいなもんだ」と仰っていたが、今も思われますか?
(北野)なくなったと思ったら、まだ生きてる天然痘みたいな存在かな。早く映画のインフルエンザ、流行になりたいな(笑)。