コンペティション部門の観客賞が発表され、授賞式が行われました。

■ 日時・場所 10月24日(土) 14:30(ヒルズ アリーナ)
■ 登壇者 ジェイコブ・ティアニー(監督/脚本)、ケヴィン・ティアニー(プロデューサー)

コンペティション部門の15 作品を対象に一般客に投票を募り、最も多くの支持を得た作品に贈られる「観客賞」。今年の受賞作品は、『少年トロツキー』。ロシアの革命家トロツキーの生まれ変わりだと信じる少年が、自分の通う高校に改革をもたらそうとする騒動を描く痛快青春コメディです。
授賞式では、脚本も手掛けたジェイコブ・ティアニー監督に、港区武井雅昭区長より賞状が、みなと委員会原保委員長より賞金1万米ドルが、みなと委員会須永達雄副委員長よりトロフィが、そしてみなと委員会後藤譲副委員長より花束が贈られました。
監督とその父でプロデュースを担当したケヴィン・ティアニーさんには、キスポート財団由井敏参事務局長より贈呈された記念のハッピに手を通していただき、ご挨拶いただきました。
監督: ドウモアリガトウ!一般の観客の皆さまが私の作品を選んでくださったこと、本当に嬉しく思っています。とても感動しているとともに、身の引き締まる思いです。東京国際映画祭に参加している全てのフィルムメーカーを代表して、関わっている全ての方々、とりわけ大きな貢献をしてくださっているボランティアの皆さんにお礼を申し上げます。
ケヴィンさん: 私もジェイコブと同様に感謝の気持でいっぱいです。会場には、親子連れやおじいちゃんやおばあちゃんと一緒のお子さんがたくさんいらっしゃいます。私は、プロデューサーであるだけでなく、監督の父親でもあります。
ですから、観客賞受賞は二重の喜びです。アリガト!
曇り空の下、肌寒い六本木アリーナに温かい拍手が広がりました。

高校に改革を!ロシアの革命家の生まれ変わりと信じるトロツキー君が旋風を巻き起こす痛快青春コメディー!
自らを20 世紀初頭のソ連の因習打破主義者で赤軍のヒーロー、レオン・トロツキーの生まれ変わりだと信じる少年が、自分の通う高校に改革をもたらそうとする騒動を描く痛快青春コメディ。ほろ苦恋愛や家族のゴタゴタを乗り越えて突進する主人公を応援せずにいられない!