手塚治虫生誕80周年の最後を締めくくる、「鉄腕アトム」の初の本格的映画『ATOM』が10月10日(土)より公開する運びとなりました。アメリカ版では、フレディ・ハイモア、ニコラス・ケイジなど豪華俳優が声優を務めておりますが、日本語吹替版も負けない、豪華キャストが担当いたします。主人公のアトムには、上戸彩さん。テンマ博士には役所広司さんが決定いたしました。この度都内のスタジオにて上戸彩さんのアフレコ会見が行われました。

声優発表後初めてとなる本日の会見では、日本を代表するキャラクターアトムの声を演じた上戸彩さんが登場。応援に駆けつけた本家のアトム(気ぐるみ)と共に過酷な運命から徐々に力強いヒーローへ変化していくアトムの様子を描いた映画『ATOM』の魅力をしっかりとPR。

<上戸彩 コメント>
・アフレコの感想は?「ものすごく楽しかったです!!アトムが戦っているシーンで力が入りすぎちゃって喉を潰しながらしゃべる「あ゛—」とか「ん゛—」というセリフがあったりしたので、のどが嗄れちゃって次の日まで持ち越したりして大変でした。」
・「アトム」を演じるとき意識したことは?「監督さんにも『ありのままの声で大丈夫です』と仰って下さっていたんですが、アトムの顔を見ながらしゃべっていると自分の中でも少年を意識した声が出てきました。」
・アトムの演じるとことについて?「ものすごく嬉しいです。リアルタイムで見ていなかったし実際ストーリーも分からなかったんですが、アトムが世界的なヒーローだということはスゴく知っているしなぜか歌も歌える、それだけ大きな作品に自分の声が入れられるということはすごく嬉しくて、感激しています。」
・(未だ完成していないので)映画はどんな出来になっていると思いますか? 「いままでのアフレコ中でも一番大変だったのですが不安よりも楽しみのほうが大きいです!」
・いままでのアフレコとの違いは?「思い入れが強く、力が入っている作品です!お友達も大好きな作品だったので。(それは男性ですか?の質問に対し)女の子です(笑)」
・ではそのお友達の女の子を意識して演じていたんですか?「子供のヒーローになりたいと思っているので、なるべく子供が見て楽しめる声だったりとか、監督さんと話し合って子供が聞いても分かりやすい言い回しに変えたりしました。」
・演じるにあたり難しかったところは?「一緒になって体(の動き)で教えてくれる監督さんなので、とてもやり易かったです!アクションシーンでは結構体を動かしながら演じていました。」「(口とセリフを合わせる部分について)そこまで細かくタイムが書いてないので何度も何度も絵をみてアトムに合わせました。」
・みなさんに見て欲しい所は?「映画版『ATOM』は“泣ける”お話です。私は『ATOM』が泣けるお話だとは知らなかったので、はじめて台本を読ませて頂いて、字幕版を見たんですけどスゴく感動しました!是非とも映画館で泣いて欲しいです。」
・夏だからでしょうか?髪の毛を切りましたよね?「アトムに合わせました…というのはウソです(笑)(会場爆笑)」
・これから見るみなさんにメッセージ「10月10日公開の映画『ATOM』。親子の愛、仲間の愛に涙する“感動の映画”です。是非みなさん映画館の大画面で涙しに行ってください!」