日本で老若男女問わず人気を誇るアニメ「名探偵コナン」。

第13回富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭のANI FANTA部門でINTERNATIONAL  PREMIEREとしてシリーズ13作目の『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)』が上映された。

アニメシリーズがケーブルテレビで放映されている事もあり、コナン人気は韓国でも健在、
今回映画祭上映作品の中でも最も早く鑑賞チケットが完売していた。
上映終了後には山本監督が拍手の巻き起こる中登場した。

山本監督は「日本で上映した時よりも反応が良かった気がします。韓国でこれほどまでに人気だったという事は知らなかったので、どれくらいの方が会場に足を運んで下さるのか気になっていました。しかし、ケーブルテレビなどを通して、好きで見ていてくれる人がこんなにも沢山いてくれて嬉しいです。」と韓国の上映後の空気をかみ締めながら笑顔で挨拶した。

挨拶の後にはQ&Aが行われ、子供たちを中心に沢山の質問が上がった。
挙手した観客の中には日本語で名探偵コナンへの熱い思いを監督へ伝えるファンもいた。

来年も次回作製作が決定している事を観客に伝えた山元監督はまた次回作も韓国に持って来たいと約束し締めくくった。

Q&A終了後には、観客が山本監督の側へ駆け寄りサインを求める一幕も見受けられ、探偵コナンの人気ぶりを痛感した。

(Report:大野恵理)