今年は、”ターミネーター・イヤー”か?映画『ターミネーター2』の続編でもあるTVシリーズ『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』。
1月に発売されたDVDは、過去の海外TVドラマの記録を塗り替える人気で、今年の最新作『ターミネーター4』に向けた注目を集めた。
そして、<セカンド・シーズン>発売を直前に、主演の美少女ターミネーターのキャメロン役・女優サマー・グローと大ヒットTVドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』のデビッド・シルバーとして大ブレイク、主人公ジョン・コナーの叔父デレクを演じるブライアン・オースティン・グリーンが緊急来日し、都内で来日記者会見を行った。
TVドラマ『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』は、映画『ターミネーター2』から5年後、サラ・コナーと共に抵抗軍のリーダーとなる息子のジョンとジョンを守るために未来から送り込まれた女ターミネーター・キャメロン、そしてキャメロンと同じくして未来からタイムスリップしてきたジョンの叔父デレク。
彼らが、のちに人類抹殺を計画するコンピューター”スカイネット”の誕生を阻止しようとするスリリングなドラマ。
映画最新作では、抵抗軍のリーダーであるジョンが”スカイネット”を破壊するための物語に、最新のターミネーターが続々登場する三部作の序章。

記者会見では、ドラマに出演するためのきっかけや、撮影の苦労話になった。

元・バレエのダンサーだったというサマー・グローは、脚線美がわかるタイトスカートで登場。
サマーは、プリマドンナ出身の美しい脚線美でカメラマンを悩殺。
ともに初来日の2人は、前日夜に到着したばかりだが、「目にしたことのない光景ばかり。ずっと記憶に残る体験になると思う」とサマー。
「実際に会った方は、みんなやさしく暖かく迎えてくれた。すでに日本に来たことがある、アメリカの俳優仲間は、日本のファンはベストでやさしいということを聞いていましたので、日本に来れて本当にうれしい」と笑顔のブライアン。

こんな面白い質問も・・・
−−−ターミネーターが現実に現れたら、とにかくRUN?
もしターミネーターが現実に目の前に現れたら?という質問にブライアンは「RUN! RUN! RUN!もし、ターミネーターが現れたら、敵うわけがないので、走ってでも車でも、とにかく逃げましょう。CHEERS!」と即答。一方、サマーは「ジョン・コナー(人類抵抗軍のリーダー)の電話番号を知っているから、電話して助けてもらう」と、取材陣の笑いを誘った。

ーーー作品の魅力は?
「映画は2時間のアトラクションだけれど、テレビドラマは毎週毎週放送されるので、アクションや感動させる要素があるなど、キャラクター達に共感してもらわなければならない。ファミリードラマですが、大それた演出もしているので、観る人は現実逃避もできる」とサマー。
「ジェームズ・キャメロンが『ターミネーター1、2』とでなしえたことは、今まで見たことのない映画をつくりあげたこと。だからこれだけだけのシリーズになっていると思う。本作の撮影現場で肌で実感していることは、テレビシリーズがこれだけ大ヒットしたということは、僕たちは、映画に負けないものをつくろうと1000%のチームワークで一致団結したからです。テレビだからといって、お茶を薄めたようなものはつくりたくない!という気持ちを強く抱いていたからこそ、これだけのヒットにつながった」とブライアン。

セカンド・シーズンでは、人類の強大な敵として立ちはだかる組織スカイネットとの抗争がさらに激しさを増し、ジョンを中心にキャメロン、デレクも壮絶な運命に巻き込まれていく。

(Report:Yasuhiro Togawa)