『余命1ヶ月の花嫁』は、2007年にドキュメンタリー番組として放送され、その後同タイトルでノンフィクション書籍化され、それを映画化したもの。
24歳の若さで乳がんに冒された長島千恵さんが自ら取材を希望し、闘病生活の中で“検診の大切さ”“明日が来ることの奇跡”というメッセージを伝え、同世代の女性を中心にに多くの人に感動と勇気を与え、乳がん検診に関心を持つきっかけをつくった感動の実話。

5月9日(土)『余命1ヶ月の花嫁』初日舞台挨拶がTOHOシネマズ日劇スクリーン2にて行われた。登壇者に、主演の榮倉奈々をはじめ、瑛太、柄本明、安田美沙子、廣木隆一監督、JUJUと、豪華面々が揃った。そしてサプライズゲストとして、千恵さんの恋人・赤須太郎さん、千恵さんのお父さん・長島貞士さんも登場した。

初日を迎えた事に、榮倉さんは「緊張と興奮でいっぱいです。裏でがたがたと震えていました。」と映画に対しての深い思いが感じるコメントであった。裏話では、榮倉さんと柄本さん2人で布団を並べ寝るシーンについて、「(榮倉)シーンとしては、切ないような感じのように見えますが、柄本さんはお茶目な感じだったので、楽しく撮っちゃいました。」と、そんな2人を見ると、まるで父と娘のように感じるのであった。

舞台中盤には、サプライズゲストとして、千恵さんの恋人・赤須太郎さん、千恵さんのお父さん・長島貞士さんも登場し、赤須さんから主演2人への手紙を朗読する際には、榮倉さんは感極まって泣いてしまうのであった。更に終盤には、瑛太さんからお花で彩られた花輪をプレゼントされた榮倉は「ズルイです」と涙を浮かべながらも、感謝を述べていた。

『余命1ヶ月の花嫁』は全国東宝系にて絶賛公開中。

(Report:長島美秋)