料理人、構成作家、芸人・・様々なジャンルで活躍する木村祐一。
今回映画界で長編監督に挑んだデビュー作の『ニセ札』が絶賛公開中です。

昨年末から今年にかけ、全国の広範囲にわたり、多数の“ニセ札”が発見されています。
ニセ札作りは無期又は3年以上の懲役です!
各都道府県の警察からも注意を呼び掛けておりますが、昭和26年に起こった日本史上最大のニセ札偽造事件を映画化している映画『ニセ札』が、“ニセ札防止”に名乗りを上げました!

大使に、出演者で、映画の中でニセ札作りの発案者、憎めない小悪党・大津シンゴ役のインパルスの板倉俊之(いたくら・としゆき)さん、大津と共にニセ札作りを企てる愛人の島本みさ子役の西方凌(にしかた・りょう)さんを迎え、「ニセ札にご注意!」“ニセ札防止キャンペーン”を実施致しました。
目黒区の協力を得て1230店舗の全国一の規模を誇る自由が丘商店街の皆さんに注意をよびかけながら、「ニセ札にご注意!」ステッカーを配布致しました。

任命式では、自由が丘商店街振興組合副理事長・岡田一彌様、目黒区産業経済課長・松原信敏様よりご挨拶を頂き、板倉さん、西方さんが自由が丘南口商店会会長・志村元道様より出演者の2人が「ニセ札防止大使」に任命されました。
「ニセ札防止大使」のたすきを掛けた板倉さんの、「子供の頃から“ニセ札防止大使”になるのは夢だったので、今日は嬉しいです。
一枚でも多くニセ札を見つけて破りすてます!大使ですから!」
という意欲的なコメントから、“ニセ札”防止キャンペーンがスタートしました。

任命後、お二人で、クレープ屋さん、喫茶店、クリーニング店など、次々と訪問し、ニセ札防止のメッセージを呼びかけながら、「ニセ札にご注意!」というステッカーと、チラシを配布しました。「最近ニセ札が増えているので、気をつけてください。」と、商店の皆さんとコミュニケーションを取りながら、賑やかな商店街を更に賑やかにしつつ、ニセ札防止の意識向上を呼びかけて回りました。

—今回は“ニセ札”防止キャンペーンということでしたが、最近出回っている“ニセ札”に関してはどう思われますか?
板倉:全く気付かないで使ってしまっているかもしれませんよね。
そんなものなのかもしれませんね。世の中、、、。

—何か嫌なことあったんですか?
板倉:さっき喫茶店にいたお姉さんに声かけたら振られてしまったんです。
こっちは“ニセ札”防止大使だぞ!と思ったんですが。

—映画『ニセ札』凄い勢いですね。
板倉:嬉しいですね。モントリオール世界映画祭で賞とったりしたら、(ギャラ)上乗せされたりするんですかね(笑)?

—監督としての木村さんはどんな感じですか?
板倉:初監督とは思えないほど、指示は的確、現場がスムーズでした。
普段芸人として接しているので、どこで線引すればいいのかと考えて、木村さんと呼ぶか、監督と呼ぶか迷った結果、祐一さんと呼ぶことにしました。
西方:私自身が初めての現場だったのですが、現場に入る前は怖い人なのかなと思っていたのですが、怒るというよりは、こういう時はこうするというように、間違っている所を的確に教えてくれる感じでした。

—今や国際的な映画監督ですね。
板倉、西方:賞をとって欲しいですね!