『嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!』、『ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』に続くシリーズ17作目となる大人気の映画版クレヨンしんちゃんシリーズが完成した!!。今日4月12日有楽町にある、よみうりホールにて完成披露試写会が行われた。しんちゃんの他、ひまわり、母みさえ、父ひろし、スペシャルゲストとして主題歌を担当しているジェロさんが登壇。舞台終盤には、登場人物達の声優さん達も登場してきてくれた。

舞台挨拶では、「しんちゃーん!!」と子ども達の元気いっぱいの掛け声と共に、しんちゃんがひまわりを抱いて登場。「ホホーイ〜おらしんのすけです。皆お元気??今日はおらの映画の完成披露にこーんなに来てもらって嬉しいぞ。」と挨拶。作品について「父ちゃんと母ちゃんが動物に変えられてしまうのを自分がたったひとりで助ける話だぞ!」といつもの調子で語り始めた。そんな今回の作品は、エコロジー問題と母子の絆がテーマとなっている。しんちゃんはじめ、野原一家が動物に変身して、過激なエコ組織が企む人類動物か計画の陰謀に立ち向かう話となっている。
映画の主題歌を担当し、本人役でも声優で参加しているジェロさん。主題歌『やんちゃ道』について「お母さんや子ども達がすごく元気が出るような歌です、親子で歌って頂ければ・・・。」と挨拶。映画とからめて”お母さんとの絆”を感じる時はどういう時かと尋ねられると、「毎回ステージで歌う時です。お母さんとおばあちゃん3人でよく歌っていたので、いつも聞いてくれてるのかなと感じながら気持ちを込めて歌っています」と。初めてのアフレコには「難しかった・・・ほんのちょっとしか出なかったですけど、すごく楽しかった」と振り返った。最後に、”なりたい動物”に聞かれると、「鳥かな?飛びたいです。どこか遠くへ行きたいですね。」とコメント。そして、しんちゃんのお願いもあって主題歌を観客達の前で、披露してくれた。

舞台終盤には、登場人物達の声優さんも登場。しんちゃん役の矢島晶子さんは、作品について「今回の映画は、母子の絆がテーマで、もちろん家族や友達も出てくるけど、お母さんとの絆の深いシーンがたくさんあったりして、ちゃんと表現ができているか心配だけど、じっくり見ていただけたら嬉しいです。」と挨拶。
最後に、ジェロさんは「来日してから、しんちゃんのことを知り、“共演”できてこんなにうれしいことはない。光栄です」と挨拶し、しんちゃんを照れさせていた。

映画『クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野生王国』は4月18日(土)より全国で公開。

(Report:長島美秋)