【場所】渋谷東急
【登壇者】黒木メイサ、平岡祐太、佐野光来、前田健

3月20日、小雨が降る中、曽田正人の同名コミックを実写化した、天才バレエダンサーの苦悩と成長を描いた『昴ースバルー』が初日を迎える。
映画初主演の黒木メイサ、共演の平岡祐太 、佐野光来、 前田健らによる舞台挨拶が渋谷東急にて行われた。

撮影は、約1年半前。バレエの猛特訓をし、撮影中も、特訓し続けていた黒木さんは、女性なら誰もがうらやむ見事なプロポーションで、胸元があいたセクシーな服で登場。作品に対し、「この作品の為に、ハードな練習をし続けてきたからこそ、自信を持って贈れる作品です。」と喜びを語った。
共演の平岡さんは、黒木さんが演じる”すばる”に想いを寄せながらも、友達以上恋人未満な自身の役に対し、「すばるに対し、LOVEなのかLIKEなのか微妙な所で、そんな消極的な態度をとってる所が、現代でいう“草食系男子”みたいです。」と表現し、会場をわかせた。
すばるの幼なじみでありライバルを演じる佐野さんは、10年に及ぶバレエ経験があるという。「すばるに嫉妬している一方で恋をするような、嫌いだけど好きという気持ちを大切にしました。実は私も友達に対して同じ気持ちを抱いた経験があり、その気持ちを活かしました。」と監督と自身の役について話しあった時のエピソードを明かしてくれた。
そしてすばるのよき理解者を演じる前田さんは、「作品の為に”8キロ”も痩せたので、シャ—プな自分を見てほしい。ポイントは、鎖骨です。」と女性のような?かわいらしい面を見せてくれた。

最後に黒木さんは、お客様に「気持ちが晴れやかになれる作品なので楽しんでいって下さい。」と作品を送りだしていった。
韓国などアジアで大規模に公開されるこの作品。1つの作品を作るまでのそれぞれのひたむき思いを、感じながらも是非見てほしい。

(Report:長島美秋)