3月7日公開、アン・ハサウェイ主演最新作『パッセンジャーズ』のトークイベントが、24日(火)九段会館にて行われました。
ゲストは、映画を見て「その真相に込められた、一瞬の出来事が人生に及ぼす重みを感じて胸がつまりました!」と熱く語る山本モナさん。本作の主人公のクレアの職業である“セラピスト”に扮し、白衣で登場しました。

—まずは映画を見た感想をお聞かせください
飛行機事故で5人だけ生き残った人たちと、その人たちを診るセラピストの話なのですが、最後まで、いったいどうなるの??というハラハラドキドキさせて、観終わった後は、ポツンと心に何かが残る、そして、考えさせられる映画でした。

—この映画の主人公と同じように、今までお仕事で事故現場や事件の取材をしてきたと思いますが、そういう時に心がけていることはありますか?
この映画で、主人公のクレアは飛行機事故で生き残った方のセラピーを担当するわけですが、私も実際に、事故などで生き残った方や当事者、さらに関係者の方々が背負ってしまう様々な問題を目の当たりにして、心のケアをどうするのか?と自分も考えていたことを思い出しました。

—そういう時はどう対応するように心がけていましたか?
自然に接することをこころがけていましたね。

—クレアはセラピーもしつつ、事件の真相に迫っていくわけですが、彼女はいかが
でしたか?

疑問に思ったことに対して、果敢に挑んでいく、そんな姿勢にすごく力強い意思を感じました。

—そういった、方々へのケアとして、癒しというのはとても重要だと思いますが、山本モナさんにとっての癒しとは何になりますか?
ペットですね。犬を飼っているのですが、家に帰った時などに、一緒にいるだけで元気になれます! あとは料理をするなど、家にいることでホッとします。

—アン・ハサウェイはご存知でしたか?
『プラダを着た悪魔』で、とっても魅力的でかわいい女優さんだなと思っていましたので、この映画では全然違う、シリアスな演技だったので、そのギャップも含めて素晴らしい女優さんだなと思いました。

—山本モナさんにとって大切にしていることは何ですか?
何でも一生懸命になることと、人との出会いを大切にすることです。

—最後に本作の魅力と見どころをお願いします
サスペンスもあり、ラプロマンスの要素もあり、次々と謎が出てきて驚きの連続でした。でも見終わった後は心に何かが残る、そんな映画です。皆さん楽しんで観てください。

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—映画はご覧になりますか?
よく見ますね。サスペンス映画も見ますけど、比較的どんなジャンルでも見ます。でも、ホラーはダメですね。お風呂に入っている時に思い出してしまって……。

—「真相を追ってはいけない」というキャッチコピーですが、彼氏には追求はしない?
追求はしないですね。仕事とプライベートは違うかも知れませんが(笑)。仕事だとある程度突っ込んだりしますけど。前に付き合った人の携帯電話を見た時に、後悔をしてしまったので、それ以降は「真相は暗闇の中の方がいい」と思って、それからしていません(笑)。

—癒しが犬と聞きましたが
そうなんです。ペットセラピーも有名ですけど、本当に犬って癒されますよね。彼が待っていると思うと、寄り道をしないで家に帰ろうと思います。

—映画の中に出てくるセラピストになるような存在は?
犬です(笑)