2008年第5回本屋大賞、「このミステリーがすごい!2009年版」第1位を立て続けに受賞し、今まさに波に乗っている作家、伊坂幸太郎の最高傑作ミステリー映画化作品『重力ピエロ』。本作品は、原作の舞台である仙台・宮城でロケが行われ、地元の全面バックアップにより映画化されました。
本日、そのプロモーションの一環として、森淳一監督と荒木美也子プロデューサーが伊藤宮城県副知事を表敬訪問しました。また、この度本作品が“全国自治体初”!!の制度である、第1回仙台シネマに認定されました。その認定式を記念し、この度、「WE LOVE 重力ピエロ キャンペーン」も仙台・宮城でスタートした!!

◎表敬訪問
日程/場所:2月19日(木)副知事応接室(行政庁舎4階)
時間:11:30〜11:45 伊藤副知事へ表敬訪問
<表敬者> 森淳一監督、荒木美也子プロデューサー

伊藤副知事:仙台宮城が誇る素晴らしい風景が映画にしっかりマッチしていてとても美しいものだったと、映画をすでに鑑賞している県民の皆様がもとても喜んでいた。特に印象的だったのは映画冒頭の宮城県第三女子高の桜のシーンはとてもきれいだった。
仙台宮城をこの映画を通じて全国の皆様に知ってもらえるのはとても嬉しいことです。
宮城県も全面的にバックアップしてPRしていきます。

森淳一監督:撮影のときに宮城県民の町の多くの人々から力をお借りし、温かく協力していただいたことがこの作品が成功した大きな要因だと思います。宮城を好きになり今日は久しぶりに地元に帰ってきたという感覚です。

荒木P:撮影中に町の人々から笑顔や勇気をいただいて、その市民の温かさや空気感が、重力ピエロの家族が実際にここに住んでいるんだなと思えたことです。

◎第1回仙台シネマ認定式&WE LOVE 重力ピエロキャンペーンスタート記者会見
日程/場所:2月19日(木)仙台市役所本庁舎2階 第1委員会室
時間:
【第1部】13:30〜13:45 第1回仙台シネマ認定式
<登壇> 森淳一監督(42歳)、荒木美也子プロデューサー(46歳)、梅原市長(54歳)
【第2部】13:45〜14:10 WE LOVE 重力ピエロキャンペーンスタート記者会見 
<登壇> 森淳一監督、荒木美也子プロデューサー、梅原市長、仙台宮城公開劇場支配人

★WE LOVE 重力ピエロキャンペーン詳細は公式サイトをご覧ください
http://jyuryoku-p.com/

■仙台シネマ認定式

梅原市長:映画もすばらしく仙台市が美しく描かれていた。世界ではアメリカ、アジア、ヨーロッパなど地方都市が舞台になり撮影され、カンヌ、ベネチア、プサンなどの映画祭も開かれている。仙台もいずれは映画祭ができる都市にしていきたい。仙台市民をあげて映画作りをできる町だというアピールしていきたい。その第1回作品として『重力ピエロ』は、とてもふさわしい作品です。

森淳一監督:仙台シネマ認定をすごくうれしく思います。この映画はとても要素が多い作品だったので、宮城県だったから火、桜、海、緑といった自然を相手にしたシーンのすべてを撮ることができたと思います。映画を通じて仙台のの良さも届くと思いますし、今後も撮影隊の方や観光しに来る人も増えたらうれしく思います。

荒木P:今回の認定は、仙台市民の皆様から「がんばれよ」といただいたとても思いが込められた賞だと思っています。伊坂さんが仙台に魅力を感じたように、小説を読んだ人が、映画を観た人が、また仙台の魅力を感じてくれると思う。映画の中で描きたかった光と影の部分は、この町から生まれた光でさらに象徴的に輝いていると思う。仙台から全国へ光を発信していきたい。

■キャンペーン
荒木P:このキャンペーンは一人一人の思いが伝わって広がるものだと思います。それぞれが感じた映画の魅力や仙台宮城の魅力を伝えていきたい。そして、地方発信映画の動員記録を樹立をめざし、応援団5万人を目標に募集します。地元の企業や団体の方々のご協力を得て、映画の中身だけの宣伝ではなく、映画の裏側の町や人といった仙台宮城を一緒に全国へ発信していきたい。