1月27日(火)、渋谷C.C. Lemon ホールにて、2月7日公開の映画『旭山動物園物語〜ペンギンが空をとぶ〜』の完成披露チャリティ試写会が開催され、キャスト勢揃いの舞台挨拶が執り行われました。

 日本最北に位置する旭山動物園をイメージして、ロビーでは、旭山の動物たち-ペンギン・アザラシ・ホッキョクグマの等身大氷像がお出迎え。また、レッドカーペットならぬホワイトカーペットを設置し、試写会に駆けつけてくださった、浅丘ルリ子さん、岩下志麻さん、露木茂さん、松村邦洋さん、コージー冨田さんほか多数のゲストがカーペットを歩きました。
 
 さらに、本試写会には本作品を推薦してくださっている、社団法人日本動物園水族館協会の総裁を務めておられる秋篠宮文仁親王殿下、同妃殿下のご臨席を賜わりました。

 約1100人のお客様で満席の場内は、舞台上に雪が降る演出で北国ムードに包まれる中、本作のキャスト 西田敏行さん、中村靖日さん、前田愛さん、萬田久子さん、平泉成さん、塩見三省さん、岸部一徳さん、柄本明さん、そして、小菅正夫・現旭山動物園園長がご登壇。舞台挨拶では、主演の西田敏行さんと小菅園長が代表でお話くださいました。
  
西田:園長の目を通して、動物の輝きと、努力する人間の無限の可能性が描かれている作品です。この役をいただいたことを、大変ありがたく思います。

園長:西田さんと私は、ご覧の通り体型も似ていますし(笑)初めてこの映画を観た時は、西田さんに自分が重なり、涙、涙で立ち上がれませんでした。
  
西田:秋篠宮同妃両殿下のご臨席を賜り、また寒い中大勢のみなさんにご来場いただき、心からお礼申し上げます。これで、監督の努力が本当に報われたと実感しています。(体調不良のため欠席された監督へ)この感動を、監督、あなたに、そのままお伝えしたいと思います。
 
 さらに、スペシャルゲストとして、本作の主題歌「夢になりたい」を作詞・作曲された谷村新司さんが、小菅園長に花束を贈呈されました。
 
谷村:何よりもこの場にいたかったのは、マキノ監督だと思います。この映画のことは、撮影がスタートする前から知っておりますが、動物たちから教わっていることを学べる作品です。主題歌「夢になりたい」には、”あなたの夢にみんななりたい”というメッセージを込めました。