11月29日(土)の舞台挨拶付き試写会が18日(火)に、よみうりホールにて開催されました。
本作は、吃音の中学臨時教師と生徒たちの交流を描いた、重松清原作の話題作です。当日は、生徒・園部役を演じた本郷奏多が舞台挨拶に登壇。また、今年球団史上初のリーグ優勝を果たし、先日帰国されたメジャーリーグ タンパベイ・レイズ所属の岩村明憲選手が本作の応援に駆けつけました。

本郷奏多:園部役を演じました、本郷奏多です。今日は、ありがとうございます。

MC:この映画は14歳がテーマになっていますが、本郷さんご自身14歳の頃どういう中学生でしたか?

本郷奏多:14歳の頃はちょうど仕事が忙しく、あまり学校に行けませんでした。俳優の仕事としては成長できたと思います。あと、野球をやっていたので野球少年でしたね。

MC:そんな本郷さんに、スペシャルゲストが応援に駆けつけてくださいました!メジャーリーグ タンパベイ・レイズ所属の岩村明憲選手です!岩村選手は帰国してすぐにこの映画をご覧になったそうですが、映画についてまず一言お願いします。

岩村選手:本当に色々と考えさせられました。すごくいい映画で、私が言うのもなんですが、大人目線でなく子供の目線で描いているのがいいですね。大人も子供も考えさせられる映画です。私がモットーとしている「何苦楚魂(なにくそだましい)」とは少し違うかもしれませんが、何事も苦しんで耐えたやつが人の上に立てる、そういう精神は通じるものがあるかなと思います。

MC:本郷さん、岩村選手にお会いしていかがですか?

本郷奏多:すごくうれしいです!感激しました!!見るからに強そうですね。

MC:この映画の村内先生もすごくいい先生だと思いますが、岩村選手のような先生がいたらどうですか?

本郷奏多:僕は基本的に温室育ちなんで…(笑)。村内先生や岩村選手のような1対1の人間として意見を聞いてくれる先生はいいですね。

MC:最後に映画をご覧になるみなさんに一言お願いします。

岩村選手:この映画は本気で考えなければならない問題をテーマにしています。それぞれが自分を重ね合わせて観て欲しいです。本当にいい映画なので勝手に宣伝部長になろうと思います!

本郷奏多:一番観て欲しいのは中学生や高校生なんですが、大人が観ても考えさせられる映画です。一生懸命演技したので、宜しくお願いします!