第31回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞に輝いた映画『鉄コン筋クリート』のアメリカ出身映像クリエイター マイケル・アリアス監督、待望の初実写映画『ヘブンズ・ドア』がついに完成!
本作の完成披露試写会が11月11日(火)にユナイテッド・シネマ豊洲にて開催されました。なお、すでにドイツで本作を観て大絶賛しているドイツ人プロデューサーのトム・ツィックラーも本国から映画完成のお祝いに駆けつけました!! 
11月7日に30歳を迎えた長瀬智也と、今回初の映画主演となった福田麻由子らが率直な今の気持ちを語りました。

マイケル・アリアス監督:余命わずかな2人が一生懸命生きていく物語です。1番かみあわなそうな2人が共通の「余命わずか」からスタートします。愛を越えた男女の絆が描けたと思いました。1年半前からこの作品を始めて長瀬くんや麻由子ちゃん、そしてスタッフの仲間に入れてもらい、心があったまる気持ちのいい時間を過ごすことができました。映画を観てとにかく楽しんでください。

長瀬智也:原案となる「ノッキン〜」は人生にも影響を与えてくれた、ナンバー1の作品なので、(本作が)代表作になるといいなと思います。20代最後の映画なので今までの集大成がでてます! 監督と何度も話し合って<勝人>をつくったけど、人間味を大事にする監督だなと思いました。30代を迎えて1人の男として自分の描いている男になれればいいなと。それが最高のエンディングです。
(長瀬さんが余命3日と言われたら?)友達と109に行って買い物がしたいです! 勝人と晴海のように、旅しながら一生懸命撮影したので、映画を観てもらって少しでも皆さんの気持ちに変化が生まれたらいいなと思います。

福田麻由子:すごく大事な作品ができました。撮影中はちょうどテスト期間だったので長瀬さんに英語の問題を出してもらったりしました(笑)。(トムPに絶賛され)単純にすごくうれしい。原作では<晴海>役は男性なので、私になってどうかな、と思っていたのでよかったです! 1人の観客として作品を観たとき、すごくすばらしいと思いました。
(福田さんが余命3日と言われたら?)友達の家でごろごろしたいです。

トム・ツッィクラー:初めて作った作品だったから観るのが怖かったんですが、3週間前に映画を観て、勝人と晴海が出会うシーンで涙が溢れてきました。2人は本当にすばらしい! 一緒に見た息子は「ほこりに思っていいよ!」と言ってくれました。こんなにすばらしい作品を作ってくれて、マイク本当にありがとう!!!