10月19日(日) 午後2時より、窪田崇監督の初長編映画『イエスタデイズ』の応援試写会が、SKIPシティ映像ホールで開催されました。
この「応援試写会」は、デジタル映像制作拠点であるSKIPシティ彩の国ビジュアルプラザのオフィス入居者第1期生として5年間、数々の映像作品を作り出してきた窪田崇監督が、地元への恩返しをしたい!という希望で開催が実現されたもの。
会場には、一般からの応募者をはじめ、川口市を中心とした地元の応援者・関係者、計260名以上が集まりました。窪田崇監督、和田聰宏(主演)、岡村幸四郎川口市長が駆けつけ、感動の舞台挨拶!

冒頭、窪田崇監督と作品のプロデューサーである牛山拓二氏、そして地元川口市を代表として、岡村幸四郎 川口市長の舞台挨拶が行われました。映画上映後には、スペシャルゲストとして、出演者の和田聰宏(わだ そうこう/『県庁の星』『死霊波』など映画出演作多数)さんが駆けつけました。
SKIPシティ=川口市から誕生した窪田崇監督並びに、11月1日(土)から全国公開される『イエスタデイズ』を成功させようと、会場は大変盛り上がりました。

岡村幸四郎川口市長: 川口市を代表して、『イエスタデイズ』の応援団長です。窪田監督は、2003年のSKIPシティ設立以来5年間、当施設内のオフィスで学んで巣立っていった、まさにSKIPシティ生まれ、SKIPシティ育ちの監督です。SKIPシティの設立以来、私はスピルバーグのようなトップクリエイターがここから輩出されることを願っていました。映像産業をひっぱっていく人材になれるよう、窪田監督にも大きく飛躍してほしいと思っております。

窪田崇監督: 僕は今年の春まで5年間、毎日SKIPシティに通って、映像制作活動を行ってきました。『イエスタデイズ』は、昨年春から企画をはじめて1年半かかりました。思い出深いSKIPシティでもこの作品をお見せできるようになり、感慨深いです。皆様に自信を持ってお見せできる作品になりました。全国公開とはいえ、大々的に宣伝展開する作品ではなく、見て頂いた方の応援があってこそ広がっていく映画だと思っています。本日いらしていただいた皆様には、もし気に入っていただけたら、ぜひより多くの人にお伝えいただければと思います。

牛山拓二プロデューサー: 僕も川口市民です。それもあってSKIPシティを拠点に活動していた窪田監督に興味を持ちました。長編映画を撮ることが出来る人は多くはないので、窪田監督がここまで歩を進められたことを喜んでいます。丁寧でセンスのよい映像を作れ、いまの雰囲気をうまく表現できる監督だと思っています。

和田聰宏さん(俳優): 自分なりに32年前の青年を考えて演じました。憧れていた國村隼さん(同作品の主演俳優)の32年前の姿(柳田昭彦役)を演じられて満足しています。

★窪田崇(くぼたたかし)
1977年、広島県出身。23歳の時にテレビ深夜番組で短編映画を発表し、監督デビュー。
蒼井優主演『MemoiR』(03)、『きみの秘密、僕のこころ』(04)など、多数の映像作品を制作。
近作にYuming Film Project短編「リフレインが叫んでる」や、Mr.Children「ひびき」ミュージック・クリップなどがある。
2003年のSKIPシティ設立当初より、彩の国ビジュアルプラザインキュべートオフィスに第一期生として入居。
本年2月以降も引き続き埼玉県川口市内で制作を続ける。