福山雅治の4年ぶりのドラマ出演として大きな注目を集め、2007年10月からフジテレビ系列で放送された月9ドラマ『ガリレオ』が今秋劇場版となってスクリーンに帰ってきた!
最高視聴率24.7%という国民的大ヒットを記録した本作は、視聴者の心が躍りたつワクワクするようなテーマソングと共に登場する主人公の天才物理学者「湯川 学」の今までに無い斬新なキャラクターとして、幅広い世代から絶大な人気を博し、柴咲コウ演じる新人刑事・内海 薫とのパロディー・ドラマとしても楽しめる極上の世界観を確立した。
4日有楽町日劇1で行われた初日舞台挨拶では、そのテーマソングをバックに流しキャストが颯爽と観客席後方より登場!!客席の通路を歩くキャストに、観客達は興奮のあまり手を伸ばし触れようとする場面も。

観客に揉みくちゃにされようやく壇上に上がったキャストに、MCを務めたフジテレビアナウンサー軽部真一氏が、「登壇者が壇上に上がるまでに、これ程時間がかかったことはないのでは!?」と聞くと、
主演の福山は「手痛いです…。なんてことをしてくれたんですかっっ!!」と観客に向かって吠え(?)、場内は開始早々笑いに包まれた。「皆さんの熱意が十分に伝わりました。有難うございます」と感謝の気持ちを述べた。

軽部アナから、初日前日の昨夜は何をしていたのかという問いに、「昨日はタモリさんにお誘いいただいて、飲みに行きました。お昼は(笑って)いいとも!に出演した際ウイスキーの話になりまして、、また、夜は他局ですがMusic Stationに主演させて頂いて、そのときタモリさんとちょうどウイスキーを呑みにいきましょうという話になって・・」とエピソードを語った。
初日舞台挨拶が初体験という福山は、前日ということもあり昨夜より緊張していたようだ。
先日地元長崎で、シネコン9スクリーン分の舞台挨拶をたて続けに行うという離れ技を敢行。今回で10回目になるが、今後全国各地を訪れ残り15回の舞台挨拶をこなす予定だ。

続いてヒロインの新人女性刑事を演じた柴咲コウがコメントする番になると、客席から「コウちゃーーーん!!」と歓声が飛び、柴咲も「はーーーい!!ありがとーう!!」と応え、
「嬉しいですね。今回演じるにあたって、そもそもドラマと映画は別物と思って取り組もうと決めていました。でもやはり軸となるのはドラマで、もう一年立ちますが、役が終わると思うと寂しいですね」と心境を語った。
最後に、「こないだTOHOシネマズ永久会員カードを頂いたので、(本作を)必ず自分でも観に行きます!あ、でも自分でちゃんと払います!(笑)」と場内を沸かせた。

今回のキーパーソン、天才数学者を演じた堤真一は、「東宝さんのお仕事は何度もさせて頂いてるのに、一度もカードもらったこと無いんですけど・・」と羨ましそうに柴咲のほうを向き、
「昨日は一人で飲んでました。KOH+のDVDを何度も観ましたね。もう狂ったようにリモコン押してましたね(笑)」と身振り手振りを交えはしゃいだ様子。
KOH+とは、福山雅治と柴咲コウがドラマ『ガリレオ』のために結成した期間限定ユニットで、この度の映画化では、1年ぶりの再活動として、主題歌「最愛」をリリースした。

最後に、西谷監督より一言。「本日はこんなに沢山観にきてくださり、本当に有難うございます。この映画を、湯川目線、内海目線、石神目線と、様々な角度から観て楽しんで頂ければと思います」

場内を埋め尽くした観客の熱狂が冷めやらないまま、舞台挨拶は大興奮の中幕を閉じた。

(Report:Inoue Midori)