ブロードウェイ・ミュージカルのオーディションに世界で初めてカメラが入った映画『ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢』の公開(10月25日)に先駆け10月2日(木)、新宿ピカデリーにてジャパンプレミアが行われました。

『ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢』は、16年ぶりに再演された伝説のブロードウェイ・ミュージカル「コーラスライン」に立つことを目指す若者たちの8ケ月にも及ぶ熾烈なオーディションにカメラが密着し、3000人からわずか19人が選ばれるまでを追ったライブドラマです。

ジャパンプレミアでは、日本人唯一のキャストとして抜擢された高良結香さんとブロードウェイからやって来た若きミュージカル・スター、ジェイソン・タム、ジェシカ・リー・ゴールディンと共にエド・はるみがレオタードから金ピカ衣装に変身し、ブロードウェイ・ミュージカル「コーラスライン」のテーマソング「One」でダンスを初披露しました! 日付けが変わり、6時間にも及ぶ猛特訓を経て、ブロードウェイのミュージカル・スターたちと競演を果たしたエド・はるみに満員の観客席から大歓声と大きな拍手が上がりました。

当日はKONISHIKI、デヴィ夫人、荒川静香、大林素子、京子スペクター、生島ヒロシ、LiLiCoら多くの著名人がレッドカーペットに登場し、本場ブロードウェイさながらの華やかな夜を演出してくれました。終映後には、目を真っ赤にした皆さんが「本当に素晴らしかった! 泣けました」と感動の言葉を残し劇場を後にしました。

ブロードウェイ・ミュージカルのダンスを初披露したエド・はるみは、「本場ブロードウェイのミュージカルに出ている皆さんと同じ舞台に立たせていただけたことは夢のようです。幻です。私がこういう風になりたいと願っていたので、その私の念がここにいるのだと思います。だからここにいるのは本当の私じゃないと思います」と興奮ぎみに語りました。エドさんにダンスを教えた高良結香さんは「エドさんはすごく頑張った。やるならちゃんと、と日付が変わるまで頑張った。私も獅子座の負けず嫌いだけど、彼女はすごいと思いました」。また、エドさんはステージ前に猛特訓したことや、ブロードウェイから空輸で届いた衣装については「自分のなかでは(練習を)一生懸命やりました。精一杯でした。足を上げるダンスですが、何事も上に向かうアップするというのはいいことですね。ちょっと足を上げてみました。このレオタードの着心地はぴったりフィットです」と大満足の様子でした。

ジェイソンは「コーラスラインというミュージカルは、僕自身、自分の役のパフォーマンスだけでなく人間が情熱を感じたりするストーリー、人のもつ夢に触れるから皆の心を打ち、感動させるのだと思います」と魅力を語り、ジェシカは「この作品に関わることができて本当に誇らしく思います。映画を見終わって5分くらいは席を立つことができませんでした」とこの作品の感想を語りました。高良さんは「この映画はリボンをかけて大切にしまっておいた思い出。まるで孫を見るように当時の自分たちを見ました。これからも夢をもってエンターテイメントの仕事をずっと続けていきたい。シンガー・ソングライター、女優として地球のどこへでも呼ばれる所に行きたい」と語り、最後にエドさんによる「いつの時代でも夢をもって歩き続けること、輝き続けることは大切です。ぜひ皆さんこの映画をウォッチング〜!」という明るいPRで、ジャパンプレミアは無事終了しました。