映画『幸せの1ページ』ジョディ・フォスターが来日、日米トップ女優対面
この度、ジョディ・フォスター主演のこの秋一番のハートフル・アドベンチャー「幸せの1ページ」を、9/6より全国ロードショーの運びとなりました。本作品は、二度のアカデミー賞に輝くジョディ・フォスターが、ベストセラー冒険小説家なのに、潔癖症で引きこもりのヒロインを、今までのタフで知的なイメージから一転、チャーミングに演じています。
公開に先立ちまして、主演のジョディ・フォスターが来日。本日来日記者会見を行いました。また、「幸せの1ページ」というタイトルにも負けない幸せな話題もあり、ジョディ・フォスターと同じく女性から圧倒的な支持を集める女優の真矢みきさんが花束ゲストとして駆け、「日米トップ女優対面」が実現致しました。
≪記者会見Q&A≫
●まずご挨拶を。
ジョディ:素晴らしいアドベンチャー・ストーリーを楽しんでください。日本には何回も来ているけどこんなに暑い日本は初めて。私が12歳の時に初めて日本に来ていろいろな事を経験出来たので、子供にも同じように経験してもらいたいので子供も二人連れてきました。彼らにも日本をたっぷり楽しいんでほしいです。
●今回は、これまでの作品とはだいぶイメージが違いました。シリアスものから、このような楽しくてハートフルな映画に出演されて、ご自身ではどう思っていますか?
ジョディ:いつも真面目な女性の役というわけではないんですよ。この作品に出演した理由は、自分の中の強さをこれから見つける女性を演じたかったからなんです。冒険もので女性が主人公なものって少ないですものね。女でも冒険心があるというのも伝えたかった。またこの映画を撮ったこと自体が冒険でした。撮影した島は、本当の無人島だったので、素晴らしい経験が出来ました。あとは、子供を初めてセットに連れていった作品ですし、大人になってから自分が出演した作品で、初めて自分の子供に見せた作品なので、思い入れがあります。「僕らのママがこんなバカなことをしている」と彼らにはすごく喜ばれました。自分に子供がいなかったら本作の様な作品には出演していないかもしれませんね。
●共演したアビゲイル・ブレスリンについて
ジョディ:アビゲイルはすでに大女優なのでアドバイスは特にしていません。ただ、自分と同じような道を歩む彼女を見るのは楽しいわ。彼女はマンハッタンっ子なので、海で泳ぐのは初めてだったんですよ。それが撮影が終了に近づくにつれ、ビーチを走りまわる女の子に変わっていった。彼女にとっても色々と成長出来た作品だと思います。
●役作りについて、またアレクサンドラとご自身の似ている点について
ジョディ:クリエイティブな仕事の人は皆孤独なんです。私も演じている時にどのように演じるかとか孤独での戦いなので、作家も役者も一緒。シリアスな役と比べてむずかしいということはないけれど、新たな挑戦だと思ってこの役に挑みました。アレクサンドラと私自身とはけっこう違っていて。私はとにかく旅行が大好きですし、飛行機の中が一番リラックスできるくらい快適です。
●日本の女性たちも多くが感じている、自分の殻をなかなかやぶれないで、変わりたいと思っている女性たちへアドバイスを。
ジョディ:私が演じたアレクサンドラを観て、自信を持って自立することによって、自分も変われるんだということに気づいてほしい。女であっても自分を自分でテイクケアすることが出来るようになることが大切。人は誰でも何かを達成する時に小さなことから始めるのがいいんです。身近なことを達成できると自信をもてるようになると思いますしね。
●本日は素敵なゲストが駆けつけてくれました。ジョディ・フォスターさんと同年代で、本日会うことを楽しみにしていたという真矢みきさんです。
≪真矢みきさん、洗練されたシンプルな服装で登場、花束贈呈≫
●まさに日米トップ女優対面と言えるのではないでしょうか?一言お願いします。
真矢:こないだ発売した自分の本の1ページ目に、「変わることを恐れないで」ということを書いたんです。この映画はまさにそれだなと。また、他の映画とは違って観終わった後に「ここから始まる」という気持ちにさせてくれました。
ジョディ:(真矢さんに対して)結婚したんですってね。おめでとう。
真矢:私もワールドワイドになったのね(笑)。ジョディに祝福されるなんて。(結婚も)新たな1ページですよね。
●現在、日本ではアラフォーと呼ばれる世代が注目されていますが、お2人のように、輝き続ける秘訣や気持ちの持ち方のようなものがあれば教えてください。
ジョディ:40歳は、新たな18歳!!いろいろな悩みをふきった、自信も持つことができて未来のバイタリティを持ち続けられる、素晴らしい歳だと思います。
真矢:40歳になっても生きることに慣れてはダメ。いろいろなことに挑戦し続けることが大切だと思います。
●この映画はぜひアラフォー世代の皆さんにも見ていただきたい映画ですね。