22日、全米No.1の超大作『インクレディブル・ハルク』(8/1《金》夏休み公開)のジャパンプレミアが開催された。舞台上では映画のキャラクターをモチーフにした“ハルクねぶた”の除幕式も行われ、本作でハリウッド映画の声優に初挑戦した水嶋ヒロさんが登壇した。

Q:以前から今回吹き替えを担当されたエドワード・ノートンのファンだったとか。
水嶋:はい、役者をやる以前からのファンで、今回のお仕事を受けることになって本当に光栄だなと思っています。

Q:いい声されていますね
水嶋:ありがとうございます(会場からも拍手)。声を評価していただいて、この仕事をやらせてもらったのならば、今まで自分の声が苦手だったので自信になりましたね。これからは大きな声をだしていきたいと思います。(笑)

Q:初めての吹き替え挑戦はいかがでしたか?
水嶋:英語と日本語のギャップに少し戸惑いがありましたが、ぜひもう1回やりたいなと思う仕事でした。

そこへ巨大な“ハルクねぶた”が舞台に登場! 驚きの声が沸きあがると、青森山田学園の生徒たちの元気なねぶたの掛け声が会場に響き渡り、大きく温かな拍手が寄せられた。そして夏らしい空気が一気に会場に広がった。

Q:ハルクねぶた、いかがですか?
水嶋:生で見るのは初めてなのですが、迫力があってスゴイですね。皆さん青森から東京まではるばる来ていただいてありがとうございます。僕、絡みずらいですかね? スミマセン(会場笑)。みなさんかっこよかったです!

これまで歴史上の英雄やその活躍ぶりを伝統的にビジュアル化しているねぶた祭り。今回「驚くべきパワーを持つ哀しき緑のヒーロー」としてアメコミヒーローの中でも特に人気が高いハルクが前ねぶたとして登場することになったが、ハリウッド作品とのコラボレーションは初めてとのこと。8月2日から7日まで行われる、ねぶた祭りをこのハルクねぶたが練り歩く。

Q:ねぶたまつりは全国各地の方々が訪れる一大イベント。ハルクねぶたさんにもがんばってもらえそうですね。
水嶋:ぜひハルクねぶたさんに、たくさん集客していただきたいですね(笑)

ここで、ねぶた完成の最後の作業として、ねぶたへの名入れを水嶋さんが担当することに。大きな筆を手にした水嶋さんへ、会場からは「ガンバッテ!」という声が。そして「ハルク」と大きく、男らしく、しっかりと名入れを行った。
いよいよ“ハルクねぶた”の完成ということで、再び拍手が贈られた。

Q:名入れをされていかがですか?
水嶋:気持ちを込めて書いたので、良い結果に繋がれば嬉しいです。ぜひたくさんの人に、このハルクねぶたも見ていただきたいですね。

Q:英語もご堪能だと伺っています。ハルクはご存知でしたか?
水嶋:小学校をスイスで過ごしたのですが、そのときアメコミが流行っていて、ハルクはとっても人気でした。なのでまさか仕事でこうして関わることができるなんて、本当に嬉しいですね。

Q:もしハルクのようなパワーがあったら、何に使う?
水嶋:個人的にはほしくはないのですが、もしあったとしたら、恵まれない地域の人々に物資を運ぶとか、人の助けになれれば嬉しいです。

Q:映画の見所は?
アメコミがベースとなって生まれた作品ですが、ただのヒーローものではない、感動、しっかりとしたドラマ、切ないラブストーリーがある作品です。子供から大人まで楽しめる作品なので、今日はしっかりと楽しんでいってください。

Q:最後に一言
今日はたくさんの方が集まってくれたので、きっとここからハルクという作品がいろんな繋がりで広がって大ヒットになるのだと思います。ぜひたくさんの方々にみていただきいたいです。

フォトセッション中は客席から「緊張してる?」と聞かれ、「してるよ。聞かないで」とファンとの交流が見られる場面も。一足早く夏のお祭りムードとなった一大プレミアイベントは熱気のうちに終わり、本編の上映へと移っていった。