2008年本屋大賞にも選ばれ今最も人気のある作家伊坂幸太郎。
多数の作品が映画化されており、昨年『アヒルと鴨のコインロッカー』で業界内外問わず大絶賛された新進気鋭の中村義洋監督が伊坂作品を手がける!
出演者には、伊藤淳史はじめ、高良健吾、多部未華子、濱田岳、森山未來、大森南朋ほか演技派から個性派まで、伊坂幸太郎ワールドを盛り上げる!!
原作、撮影が快調に進んでいる現場で取材が行われた。

現場取材での中村監督、バンドメンバー役出演者4人のコメント。

中村義洋(なかむらよしひろ)監督
「原作は、伊坂幸太郎さんの「フィッシュストーリー」という作品で、 70年代の売れないロックバンド、逆鱗(げきりん)が放った1曲が時空を超えて、それぞれの時代に生きる人々を繋ぎ、やがては”地球を救う…!”というお話しです。みなさんぜひ楽しみにしていてください。」

伊藤淳史(いとうあつし)さん
「1970年代の逆鱗(げきりん)というバンドのリーダーでベースを担当している、繁樹 (しげき)役です。最初お話を頂き、台本を読んだらすごく面白かったので、ぜひやりたいなと思いました。ギターは、高校の頃に趣味程度で友達とバンドを組んでいたくらいで、ベースも初めて。これは大変だなと思いました。プロの先生についていただいて、ゼロからのスタートでしたが、他のメンバーやみなさんに助けられて、かっこいいバンドになったと思います。」

高良健吾(こうらけんご)さん
「逆鱗のボーカル、五郎役です。メンバーの中では弟分のような存在です。二ヶ月近くずっと練習していて、練習後には4人で飲みに行ったりと、すごく深い仲になりました。この4人でいると何でもできるんじゃないかって思うぐらい、素敵なバンドメンバーだなと思います。」

渋川清彦(しぶかわきよひこ)さん
「逆鱗のドラム、鉄矢役です。バンドメンバーみんなの性格がバッチリハマっていて、最高です。自分は、長くドラムをやってたのですが、いざ真剣にやるとなると、いかに難しいかが良く分かりました。自分の癖が今までついていたから、その10年の垢みたいなのが取れなくて本当に難しかったです。改めて、できてよかったです。」

大川内利充(おおかわうちとしみつ)さん
「逆鱗のギター、亮二役です。亮二はいらいらしてる役どころでもあるのですが、ちょっとおちゃめでいなせな男だなっていう感じが、僕にあっていて本当に素敵な役どころをもらえたと思っています。
実際でもバンドをやってるのですが、このメンツでも普通のバンドみたいにスタジオに入ったりして、ほんと楽しくて、雰囲気もよく、すごく楽しくやらせていただいています。」

公開は、2009年春、渋谷シネクイントほか全国公開される

(Report:Yasuhiro Togawa)