『西の魔女が死んだ』の6/21(土)全国公開に先立ち、住友商事株式会社とアスミック・エース エンタテイメント株式会社は、本日(6月12日(木))、月島第三小学校にて、子供たちに「バリアフリー映画」について考えて頂くべく、音声ガイド&日本語字幕をフィルムに焼き付けた「『西の魔女が死んだ』バリアフリー上映会」を開催いたしました。
なお、公開前に小学校で行うバリアフリー上映試写会、公式HPにバリアフリー制度を導入したのは、今作が初めてです!

日時:6月12日(木)  
場所:月島第三小学校 
時間:9:00〜

イベント登壇:
サチ・パーカー氏コメント/
ここにこられてとてもうれしいです。この映画は私にとって人生が変わるくらい、宝物のような映画となりました。心がホッと温かくなる映画です。「自然」と「愛」があふれています。
“生きていく”ということはとても大切なことです。皆さん、がんばってください。見守っています。

手嶌葵氏コメント/
今回、バリアフリー上映ということで、たくさんの方に見て頂けてうれしく思っております。映画を観て、最初から涙がポロポロこぼれ、観終わった後に幸せな気持ちになりました。優しい映画ですので、皆さんの中に温かい気持ちが広がればいいなと思い、気持ちを込めて歌いました。たくさんの人に「観てね」と伝えて下さいね。

NPO法人シネマ・アクセス・パートナーズ理事長&シティライツ代表:平塚千穂子氏コメント/
映画を観たくて興味あるけど観ることが出来ない、と視覚障害者の方が言われ、それが引っかかっていた。”見えない部分”を補う方法を模索しはじめた。配給様のご苦労、企業様のご協力なくしては実現できないバリアフリー上映。映画の面白さを伝える為、各専門(聴覚、視覚)が手を組んで更に協力しあえたらと思う。

音声ガイド台本製作者・堀内里美氏コメント/
「映画が分かるように」そして「映画の世界をこわさずに」伝える、この二つが音声ガイドを作成するにあたって大事なことです。映画の世界を表すのに必要な、空想させるきっかけになるようなものを与えられたらと思います。

障がい者の方コメント/
とても良くて涙が出ました。素敵な作品だったので、雨の音や木々を揺らす風の情景などもっと細かく知りたいと思いました。小学生や親御さんと一緒に映画を観ることが出来て、バリアフリー上映の存在を知ってもらえるいい機会になったと思います。

月島第三小学校生徒コメント/
まいのように学校に行きたくなくなる気持ちは分かるし、共感できる部分が多かった。周りにそういう友達がいたらかわいそうだと思う。アドバイスをしてあげたい。でもこの映画を観て、おばあちゃんのメッセージがずっと心の中にあれば、学校が嫌になっても行けると思う。

月島第三小学校校長佐藤和敏先生コメント/
この映画のまいちゃんの様に子供が自分の気持ちで生きていたいと思わせられる様な学校にしたい。今回の試写会を通して、私たちは1人では生きていけない、色んな人の助けあって生きていることを感じてくれたらと思う。子供を教育し、育てていくには学校・地域・保護者が協力しあわねばらならず、今後ともその各役割を研究していきたい。

PTA会長新井正勝氏コメント/
色々なバリアが生活の中にあり、それを越えていくということを、「楽しいこと」や「感動」を通して教えたいと思い、今回のバリアフリー上映会の企画を立てました。学校と協力し、企業なくして出来ない様な大きな取り組みを、地域・企業・学校が輪になって行いたい。親の一生懸命さや楽しくPTA活動に取り組む姿は子供にも伝わる。子供だけでなく親もこの企画を通して学んでもらえたらと思う。

住友商事菅谷百合子氏コメント/
「バリアフリー」とは「障害物や立ちはだかる壁をなくす」という意味です。生活の中で、危険を知るためだけでなく、心を豊かにしてくれる娯楽にもバリアフリーは必要です。「音声ガイド」と「日本語字幕」は障がいを持つ方だけでなく、作品をより楽しむために便利なものです。普通の映画を見るよりも何倍も楽しめ、何倍も感動することでしょう。