香川、息子も将来は俳優に!
藤谷、父(スティーブン・セガール)も大喜び!

オール日本ロケ、豪華日本人キャストを迎えて、
世界の巨匠3監督が”TOKYO”を舞台に撮りあげた、全世界待望の超話題作

世界を舞台に活躍し、世界で最も権威のある国際映画祭である、カンヌ国際映画祭の常連ともいえる3人の巨匠監督──
ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノが、香川照之、藤谷文子、 蒼井優、加瀬亮 他豪華日本のキャストを迎え、世界で最もクールな都市”TOKYO”を捉えた映画『TOKYO!』。
現在開催中のカンヌ国際映画祭で、15(木)夜、<ワールドプレミア>を迎えました。

公式上映(@ドビュッシー劇場)にあわせて、カンヌ国際映画祭がこの3監督への敬意を表して、”ある視点部門”では「特例」となる “レッドカーペッド”に監督、キャストが登壇し、香川照之のフランス語挨拶が大盛況、映画への評価も非常に高く、何かと話題に。

主要キャストの2人、香川照之と藤谷文子が、ワールドプレミアを迎えたばかりの本作について語るべく、インタビューに応えてくれました。

【☆5/16(金) 合同インタビュー @Martini Terrace】
出席者(キャスト):香川照之、藤谷文子

○ワールドプレミアを終えたばかりの映画『TOKYO!』について語る。

香川照之(以下、香川):
公式上映の反応が良く、思っていたよりもはるかに評価されていると思いました。
監督の三人三様の作品にとても期待していたので、お互いの作品のいいところが交じり合っていて素晴しかった!

藤谷文子(以下、藤谷):
3本ともはじけているのに、それが1本の作品としてまとまり、ちゃんと3部作になっている事がすごいと思いました。

香川:
公式上映を観終わった後に、海外プレスの方に声をかけられて、映画の中での、ドゥニ(『TOKYO! <メルド>』主演)さんと僕の佇まいが静かで、お互いにクリエイティブでとても良かったと言われて嬉しかったです。
特に、『TOKYO! <シェイキング東京>』を”ビューティフル ムービー”と言ってくれたことは、嬉しかったですね。

藤谷: 3本とも評価が高かったことが嬉しかった!
(海外プレスが自分を”可愛かった”、”最高だった”と絶賛の評価をしてくれて)嬉しかったです。
監督たちも楽しんでいて、皆が楽しんでいることが、素晴しいですね。

○海外の監督が「TOKYO」を撮る、その内容について。

香川:
海外から日本がこういう風に捉えられている、というのがすごく出ていると思います。
日本人がこういう風に見られているということが、とても濃厚に描かれているので、今までの固定観念ではなくて、良い方向に揺れ動かされているのではないでしょうか。

藤谷:
海外の人が日本を描こうとすればするほど誤解を生みやすいところがあると思いますが、今回はファンタジーとして、感覚で観られるからすごくいいと思います。
ボーダーレスですよね。日本の役者が出ているのに、日本映画には見えないのが面白いです。
監督、役者含めてボーダーレスなところが嬉しいです。

○カンヌ国際映画祭に参加してみて。

香川:
レッドカーペットを家族で歩いたことがすごく嬉しかった。
将来は息子も俳優にしたいかなと思いました。
ちなみに、息子はディズニー映画が好きです。藤谷さんに惚れてます。

藤谷:
ニューヨークでミシェル監督と一緒にいる時に偶然、父(スティーブン・セガール)に会いました。
カンヌ映画祭に行くことを伝えたら、喜んでいるようでした。
ミシェル監督が、父のことも私がハーフということも知らずに私を選んでくれたことが、父は嬉しかったようです。