映画「観察」が11月、Q-AXシネマにて公開。
主演の“名取弥生”役には緒川たまき。また、相手の“三上茂樹”役には小沢和義。そして、壮大な物語を支える為に、豪華共演陣が集結致しました。

■コメント:
緒川たまき(名取弥生役):幼少のころから、ショックがあると死に結びついてしまう特異な病気を患う役で、些細な音さえ気を遣わなければならなかったのがとても大変でした。デリケートな作品なので息を殺すようにしてご覧になってくださいね。
小沢和義(三上茂樹役):ちょっと声が枯れてしまってごめんなさい。雨の中こんなにもたくさんの人が来てくれてとてもうれしいです。
平田満(名取誠一役):本当に静かで繊細で心に染みる映画なので、ぜひ堪能して観てください。
横井監督:自分の作品のなかで2時間13分という一番長尺の作品です。
静かですが、長尺を感じさせない作品です!どうぞ楽しんで観てください。

【ストーリー】
少年、茂樹は10歳のころ、自分の部屋を初めてもらう。その部屋の窓から外を眺めていると、丘の上の大きな家の窓に少女が見えた。一瞬にしてその少女に心を奪われた茂樹。
少女の名は弥生。天体望遠鏡を買ってもらって、茂樹は弥生を見続けた。だが、しばらくして、茂樹は引っ越すことになる。自分の事を知らない弥生にラブレターを投函して、茂樹は街を離れた。大人になった茂樹は、ガソリンスタンドで働きながら、相変わらず弥生を見続けていた。誰も傷つける事はなく、自分も傷つかないように、茂樹は静かに暮らしている。ある日、いつものように弥生を見ていると、彼女の部屋に男が現れる。そして、二人はキスをした・・・。