美しき女立喰師たちと、その仕掛け人の監督たちが第20回東京国際映画祭に集結!!
『GHOST IN THE SHELL —功殻機動隊—』や『Avolon』『イノセンス』などで世界的に支持を得ているクリエイター・押井守監督が創り出した、立喰による無銭飲食を生業とする架空の仕事師、それが《立喰師》。
今回は6作品中2つの作品のメガホンを取った押井守監督を中心に、若手気鋭の4人の監督が、6人の女優を迎え、それぞれがイマジネーションを炸裂させた6つのエピソードを作り上げた<特盛り>エンタテインメントとなっている。
現在開催中の第20回東京国際映画祭では、「日本映画・ある視点部門」として11/10(土)からの上映に先駆けての特別上映に伴い舞台挨拶が行われた。
会場である六本木ヒルズには、押井守監督、神谷誠監督、神山健治監督、辻本貴則監督、湯浅弘章監督、佐伯日菜子、安藤麻吹、藤田陽子、兵藤まこが登壇。
写真撮影の際には、押井監督に手を振って欲しいとのオファーが寄せられ、多くのファンが見守る中、監督は気さくに笑顔で応じる場面もあった。

・兵藤まこ(『金魚姫 鼈甲飴の有理』)
前作の『立喰師列伝』で初代立喰師を演じまして、今回は真っ赤なショールをかぶったポスターとオープニングを演じさせて頂きました。どの作品も素晴らしい作品です。どうぞお楽しみ下さい。」

・安藤麻吹(『Dandelion 学食のマブ』)
「どことなく懐かしくて、ハラハラドキドキ感も味わえる、ちょっぴり切ないラブストーリーになっております。」

・藤田陽子(『草間のささやき 氷苺の玖美』)
「トウキビ畑で育った女の子が、色気を使ってお菓子を奪うという役を演じさせて頂きました。とても不思議なストーリーになっていると思います。」

・佐伯日菜子(『ASSAULT GIRL ケンタッキーの日菜子』)
「今回は本当に楽しく撮影に参加させて頂きました。私もどんな風にできあがるんだろうとドキドキしていましたら、凄くかっこいい映像だったので、本当に嬉しくて、その日はよく・・・寝ました(笑)楽しく観て下さい。いっぱい反応して、色んな人に教えてあげて下さい。」

・神山健治監督(『Dandelion 学食のマブ』)
「初めて映画を監督させて頂きました。何を間違ったか自分も出演しているのですが、安藤さんと素敵なラブストーリーを演じさせて頂きました。」

・湯浅弘章監督(『草間のささやき 氷苺の玖美』)
「映画祭という、沢山の人々に観て頂ける場に選ばれた事を嬉しく思います。」

・神谷誠監督(『歌謡の天使 クレープのマミ』)
「特撮の仕事をずっとやってきて、今回声をかけて頂きました。あまり緊張せずにできました。本日、出演の姫はこりん星に行っております(笑)」

・架辻本貴則監督(『荒野の弐挺拳銃 バーボンのミキ』)
「架空の町と時代でで繰り広げられる西部劇となっております。日本人が演じる西部劇という事で、多少無理があるのですが、そこは役者さんの力を借りて違和感無くなっております。
見所は、立喰と言っておきながら、実はガンアクションというところです。主演の水野美紀さんを初め、スタント無しで動けるキャストを集めて撮影しました。」

・押井守監督(『金魚姫 鼈甲飴の有理』『ASSAULT GIRL ケンタッキーの日菜子』)
「途中に入るCMも監督しています。この映画で東京国際映画祭に来るとは実は全く思っていなくて、そういう映画じゃないと思っていたんですけれども、考えてみれば前回の『立喰師列伝』もヴェネチアに行っておりますので、当たり前であると(笑)そういう気分で作りました。なおかつこれが成功して、続編が作れればもっといいなと。ざまあみろであると。映画っていうのはそういう気分で作るものであるし、是非そういう気分でご覧になって下さい。」

(池田祐里枝)