福山を舞台に描いた新感覚ブンガク映画『白椿』が公開初日を向かえ出演者による舞台挨拶が渋谷Q-AXシネマにて行われた。
登壇したのは、主演の畑野ひろ子、志村東吾、新倉恵子、うえむらちか、秋原正俊監督。当初登壇予定していた加藤夏希が予定時間までに会場に到着できないというハプニングもありながらも、舞台挨拶が行われた。

理想の自分に入れ替わっていく主人公を演じた畑野ひろ子は「観ていただいた方によって感じ方の違う映画なのでそのへんを楽しんでいただけたらと思います。」と挨拶した。
また、この日プロモーション活動の一環で朝から広島の福山で舞台挨拶をしてきたという畑野は「福山からスタートしてここに来る途中(渋谷)立川でも舞台挨拶をしてきたんですけど、今日一日で8000キロぐらいの距離を移動してきました!!新幹線や中央線に乗りましたよ(笑)」とコメントしながらもまったく疲れた様子などは見せず元気に挨拶した。またたくさんのファンが駅などで待っていた事に対し「ありがとうございました。」と笑顔で感謝の言葉も述べていた。

映画初出演となった新倉恵子は「やることなすことすべてが初めての事でいっぱい、いっぱいでした。(笑)お金払って観に来てくれた人たちに申し訳ないです・・・」とハニカミながらコメントした。
また同じく映画初出演のうえむらちかは「映画に出たくて広島から上京してきたんですけど、初めて出た作品の撮影場所が広島でラッキーな事だったんです(笑)初めてで凄く緊張したんですけど、気さくな出演者によって気持ちも解れました。」と挨拶した。

最後に舞台挨拶の司会も勤めた秋原監督が「65分間の短い映画ですが、短い映画ってある意味いろんな風な捉え方があるので観ていただいた後に話のネタになって頂けたら嬉しいです。」と挨拶し舞台挨拶を締めくくった。

(Report:大野恵理)