9月18日(火)、都内でキャサリン・ゼタ=ジョーンズが来日し、『幸せのレシピ』のジャパンプレミアが行われました。

■日本のファンの皆様に一言ご挨拶をお願いします。

すごく大勢の方ですね!
本当にこんなに多くの方々にお越しいただけるとは思ってみませんでした。日本に来るたびに感じるのは、本当に皆さまが温かく迎えいれてくれるということ。今この外でも大変多くのファンの方々に迎え入れられましたけど、またここでも大変多くの方々がいらっしゃいますね。心の底から皆様に感謝いたします。ありがとうございます。

■1年半ぶりのここ日本、東京で何かお買い物をされたり、楽しみにしていたことはございますか?

もちろん、もうショッピングは行きました。また前回初めての来日で、とにかく和食が大好きになりましたので、食事も楽しみにしてきました。この映画は食事・食べ物というものがテーマの一つですので、是非日本の皆様にこの大変素晴らしい料理を紹介したいと思っています。

■キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんからご覧になった、この作品の魅力をお話ししていただけますか?

私の役がニューヨークのシェフということで、いろいろな食事が出てきます。この作品に惹かれたのはその食事の部分だけではなく、またキャラクターだけでもなく、まずはロマンティック・コメディーであるということがあります。またこの映画にはいろんな要素が含まれていて、私の役のニューヨークのシェフという役なのですが、非常に完璧主義者で、仕事以外のことにはもう興味が無いくらい仕事に打ち込んでいる人なのですけど、いろんな経験をして、愛を受け入れて恋人が出来たり、また子供とも関係を築くという物語になっています。

■キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんの動きがまるで一流のシェフのように見えたのですが、なにか特訓などされましたか?

私が本当のプロのシェフに見えたということにまずお礼が言いたいです(笑)。あまり料理をすることが無かった私にとって、この役は大変な役、そして大きな挑戦でした。実は私はこの役作りのために、ニューヨークの一流レストランで修行を積みました。厨房で実際に私も料理に参加して、ただ見ているだけではなくて、実際に私も仕事をしましたし、また客席のほうに行きまして、お客さんに料理を出すというお手伝いもしました。

■今回はアーロン・エッカートさんとも共演されて、そしてスコット・ヒックス監督ともお仕事をされました。
実際に撮影現場でお二人となにか思い出に残っているエピソードはございますか?

そういう質問が出た場合、俳優さんはみんな「ああ、素晴らしい体験をしました。」というようなことを言いますが、今回は本当に心の底からみんなが仲良くなって、そして楽しく過ごしました。俳優さん達もみんな本当に有能な人たちで、また監督も素晴らしい人だったので、今回本当に現場に行くのがとっても楽しみでした。

■最後にケイトのように、仕事に誇りを持って頑張っている女性の方達、今日この会場にも沢山いらっしゃると思います。
そんな方達に向けて、キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんからメッセージをお願いしたいと思います。

私の経験を通して、みなさんにメッセージとして伝えたいのは、やはり一生懸命仕事をするということ、それが成功することだと思います。楽して手に入れられるものって、なかなかないと思うんですね。ただし私も家族がおりまして、やはり愛するものたちとの時間というのは非常に大事なことだと思います。それも貴重なものとして、みなさんも是非仕事も頑張って、そして愛する人たちも大事にしていただきたいと思います。