第1回ローマ国際映画祭観客賞受賞、
AFI2006観客賞受賞 
2007年スイス映画賞最優秀作品賞受賞
2006年度アカデミー賞外国語映画賞スイス代表作品

『僕のピアノコンチェルト』
〜スイスから届いたピアノの天才!の物語〜
15歳の美青年天才ピアニスト、テオ・ゲオルギューが8月30日紀尾井ホールにて日本デビューコンサートを開催!!
『ヒトラー〜最期の12日間〜』のブルーノ・ガンツが天才少年の精神的な支えとなるおじいさんを好演。また主人公のヴィトスをイギリスの名門パーセルに現在在学中の14歳の新進ピアニストテオ・ゲオルギューが演じる、スイスの名匠フレディ・ムーラー待望の新作『僕のピアノコンチェルト』が今秋公開されることが決定いたしました。
映画の公開に先駆けて、主人公ヴィトスを演じたスイスの天才ピアノ少年、テオ・ゲオルギューが初来日をいたしまして、8月30日にクラシックの名門紀尾井ホールにてデビューコンサートを開催いたしました。

15歳にてプロとしてすでに世界各国で、数々のコンサートをこなしている美少年ピアニストテオ・ゲオルギューが、8月30日紀尾井ホールに満場の観客を集めてデビューコンサートを開催しました。平日の昼間にも関わらず、幅広い年齢層のお客様で埋まった会場には、多くの著名人も訪れて下さいました。この日の司会を務めてくださった女優の竹下景子さん、『僕のピアノコンチェルト』のフレディ・ムーラー監督とともにタキシードで壇上に登場したテオは、3年前に出演した映画のときから20センチ以上も身長が高くなり、立派な美青年に成長し、その変貌ぶりに客席からは大きな歓声が上がりました。自己紹介と挨拶を終えてすぐにテオのピアノソロが始まり、ショパンの「舟歌 嬰ヘ長調」、スカルラッティの「ソナタ ホ短調」、そして難曲と言われるリストの「パガニーニ大練習曲集第3番 ラ・カンパネッラ」が演奏されました。ステージ上で一人ピアノに向かうテオは、まるで魔法使いのように鍵盤を自在に操る指使いと、そのスマートな体からは想像もできないほどのダイナミックな演奏ぶりでお客様の度肝を抜きました。

休憩中には、場内で販売されているテオのCDを購入するお客様が多数あらわれ、初めてのコンサートとは思えないほどの人気ぶりを証明しました。*テオの演奏による『僕のピアノコンチェルト』サントラCDはソニーミュージックエンタテインメントより発売中*
第二部では東京ニューシティ管弦楽団とともにベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第3番ハ短調」を堂々の演奏。場内の熱気も最高潮に達し、テオの一挙手一投足に注目が集まりました。初の共演となったオーケストラとの息もばっちりで、目の肥えた日本のクラシックファンから鳴り止まないスタンディング・オベーションを受けたテオは、大満足の表情でアンコールで2曲を披露。日本でのデビューコンサートは大成功のうちに終了しました。

♪ヴィトス役:テオ・ゲオルギュー プロフィール♪
1992年8月12日チューリッヒ生まれ。9歳からピアノをはじめ、すでにフランス、ドイツをはじめヨーロッパ各地で演奏を行い、実力派ピアニストとして活躍している。2004年にはスイス屈指の音楽ホールとして知られるトーンハレでシューマンのピアノコンチェルトを演奏してコンサートデビューを果たす。2004年サンマリノ国際ピアノコンクール優勝、同年ドイツ、ワイマールで行われたフランツ・リストコンクールでも優勝。現在はロンドンの名門音楽学校パーセル・スクールに在学中。既に来年、2008年のコンサート演奏曲も決定している人気美青年ピアニストである。