声優初挑戦の水野真紀さんと榎本加奈子さんがが8日、都内で行われた映画「それいけ! アンパンマン シャボン玉のプルン」「ホラーマンとホラ=ホラコ」の完成披露試写会に参加、コメントを寄せた。
夏、恒例の劇場版『それいけ!アンパンマン』シリーズ19作目、「シャボン玉のプルン」のヒロイン、プルンの声を担当するのは、水野真紀さん。また併映作『ホラーマンとホラ・ホラコ』でゲスト声優に抜擢されたのは、榎本加奈子さんがシリーズ初登場のキャラクター、”ホラコちゃん”の声優に映画初挑戦いたしました。

<やなせさんコメント> 今回は、自信のない子供が自信をつけていくお話。シャボンには汚いものをきれいにして、ものを溶かしていくと自分も溶けていくというアンパンマンと似た性質をもっています。(アンパンマンはおなかがすいているひとに自分の顔をちぎってあげる)。プルンは小さいシャボン玉しか吹けないが、小さいシャボンには小さいなりのよさがある。それがこの映画をみていると分かる。新キャラのホラコは、ホラーマンが女子高生の投票で人気No.1だったので、ホラーマンに似たキャラクターを作ればおもしろいかなと思って作ったんですが、絵本が出たとたん人気がでました。ホラコの顔は榎本さんには似てないけど、声はぴったりでした(笑)。プルン(水野さんの声)も大満足で最高のプルンでした!全国に元気のない子がいたら、是非この映画をみて元気を出してほしいです。

<榎本さんコメント> 声優をやってみたいとは思っていたが、声優は画に合わせてマイクひとつで自分の気持ちをもっていって表現しなければいけないのでお芝居と違って難しかったです。
あとで知ったんですが、2年程前の出産の時に、偶然にも水野真紀さんと同じ病院で1日違いで、お互い赤ちゃんを出産していました。当時直接はお会いしてないんですが、後藤田さんをちらっと病院でお見かけしましたことはありました。子供を産んでからは、世界観とか人生観がガラッと変わりました。今回も子供がいなかったらこなかったお仕事なので子供のお陰です。水野さんが以前お子さんに新聞紙をひいてご飯を食べさせているといっていたので、まねさせて頂いてます。とても素直な気持ちで見られる作品なので家族みんなで見て欲しいです。

<水野さんコメント> 子供たちの心の成長のお手伝いができればと思ったので、お話頂いたときは二つ返事で受けさせて頂きました。今回病みつきになり、また声の仕事をやってみたいと思いました。
(最近妊娠なさった女優さんたちにアドバイスは)ひとりでやっていくのは限界があるので、周りの力をかりて子育てをしていけばいいと思う。テーマでもある”自分にしか出来ないこと”はなんだろうということを親御さんもお子さんも感じていただけばと思います。政治家になって欲しいという希望はないが、困っているひとがいたら、アンパンマンみたいに優しい勇気のある子になって欲しいです。地元の映画館で家族3人でみたいです。

(Report:Yasuhiro Togawa)