イタリア監督ステファノ・ヴィネルッツらの呼びかけで、エミール・クストリッツア、ジョン・ウー、スパイク・リーなど世界の名匠7組が「子供」をテーマに作り上げた作品『それでも生きる子供たち』のイベント試写会が5月2日よみうりホールでおこなわれた。

登壇したのは、本作プロデユーサーまたイタリアパート監督を務めたステファイノ・ヴィネルッツ監督。そして、2006年ミス・ユニバースジャパン及び2006年ミス・ユニバース世界大会2位の知花くららが特別ゲストとして参加し監督に花束を手渡した。

監督は日本の観客に対して「こんばんわ」と日本語で挨拶し「大切な意味を持った映画」と作品に対する想いを述べた。
日ごろからチャリティー活動に積極的に参加している知花くららは本作について「1作品に7つのエピソードがあって、それぞれの子供たちを取り巻く環境や状況を感じることができた。」と感想を述べた。
この映画から感じる子供のパワーにも圧倒された様子だった。
監督は「なるべく多くの大人が観て、子供を取り巻く環境を見直して欲しい。」と話し、また日本の子供たちにはこの映画を通して、世界の問題に対して関心を持って欲しいと話した。
知花は「映画を観てそれぞれ感じることはあると思うが、自分に出来ることは何なのか考える事が出来ると話した。
知花は本作がWFPと共に行っているチャリティー活動にも参加し、開場で缶バッチの販売を行った。価格200円の缶バッチのうち、160円分が『それでも生きる子供たち』プロジェクトに集められ、WFP国連世界食糧計画のルワンダで行っている学校給食事業に寄付される。

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6月シネマライズ他全国ロードショー

(Report:Eri Ohno)