いまや若手女優の登竜門といっても過言ではない大人気TVドラマシリーズ『ケータイ刑事』。映画化第1作目となった『ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密〜銭形姉妹への挑戦状』が大ヒットを収め、ついに2007年3月10日、第2作目となる『ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森』が公開される。今回は今までにない銭形家従姉妹共演ということで、銭形雷役の小出早織、銭形零役の夏帆が、プロデューサーの丹羽多聞アンドリウと共に記者会見を行った。

 今回の最新作では田沢幸治が監督を務める。メガホンを撮るのは初めてということだが、そのことについてプロデューサーは「彼はシリーズ全てのディレクターを務めておりましたし、女の子を撮るのが非常に上手い優秀な監督だと思います」と語った。

 
 実は小学校6年生のときから大の仲良しだという小出と夏帆の2人は、久しぶりの共演が非常に嬉しかった様子。しかしながら、映画のラストにある2人の対決シーンには苦労したという。
 
 小出「初めて殺陣をやらせてもらって、相手にケガをさせてしまうものなので2人でたくさん練習しました。」
 
 夏帆「私も早織ちゃんにケガをさせてしまったらどうしようとすごく心配でした。でも最後には2人の息が合ってとても楽しかったです。」

 3日前にクランクアップしたばかりという本作。殺陣や、変な虫にさされて小出が病院にまでいったという程、苦労が多かった撮影だが、その分どんな仕上がりになっているのか非常に楽しみである。
(林田健二)