シンガーソングライターとして絶大な人気を誇る大塚愛が初主演を果たし、オリジナルDVDドラマとしては異例のヒットを記録した「東京フレンズ」が『東京フレンズ The Movie』として映画化。
20代の若者たちが友情、恋、夢を追いかけ、挫折しながらも不器用に一生懸命生き抜いてゆく——

5月13日にクランクインしたばかりで、今まさに撮影中という『東京フレンズ The Movie』の製作発表記者会見が、5月18日スパイラルホールにて行われた。

監督は「東京ラブストーリー」「ロングバケーション」など名作ドラマを手掛けた長山耕造。「東京フレンズ」について「奇を衒っていないストレートな物語として製作しました。楽曲、キャスト共に魅力的。『東京フレンズ The Movie』は青春群像というようりもラブストーリーをのつもりで撮影したいと思います」。
バンド「サバイバル・カンパニー」ヴォーカリストの玲を演じている大塚愛。女優業について「別人の人生を歩めて、えらいびっくりしたことを体験できるのが魅力です。歌だけでは出会えなかったような俳優さん達と出会って、刺激をうけることで成長でたと思います」
自分の劇団を持つことが夢の演劇少女ひろのを演じた松本莉緒は「ひろのは、私自身といっていいくらい似ています。長山監督のドラマは小学生の頃から大好きだったので、監督の作品に関われて嬉しいです」。
一流OLをやめ、花嫁になった涼子役の真木よう子は「DVDの時のスタッフ、キャストとまたできるので、リラックスできていいと思います」。
画家を目指し、単身NYへ行く真希を演じる小林麻央は「初出演したドラマで、ドラマが面白いと思えるようになった作品です。普段、年上の人との仕事が多いのですが、同じ年同士での仕事は新鮮で刺激的です。真希夢と恋の行方を見守ってください」。
音楽への情熱と才能に溢れるギタリスト隆司役の瑛太は「脚本を読んで、女の子同士のコミュニケーションをのぞいている感じがして面白いと思いました」と話した。
(t.suzuki)