3月8日(水)、『アイス・エイジ2』日本語吹替え版のキャストの記者会見が行なわれた。

今回記者会見に現れたのは、前作から引き続きマンモスのマニー役を演じる山寺宏一。そして本作から登場の新キャラクターで、マニーの恋のお相手・エリーを演じる優香、フクロネズミの兄弟を演じる久本雅美(クラッシュ)、中島知子(エディ)。

1作目でも魅力たっぷりにマニーを演じていましたが、今回はどんな感じですか?
山寺:「前作でマニーは、孤独で心を閉ざしているところに仲間と出会うことで少しずつ心を開いていきました。今回はロマンスもありで、更に心を開いていきます。マニーは目が魅力的で。心を閉ざしてはいるけど、本当は器が大きいという微妙なところに気をつけて演りたいです。」

今回『アイス・エイジ2』に参加する感想は?
優香:「不安でしたが、意外と気持ちがいいぐらいで楽しかったです。難しかったのは、映像と声を合わせること。エリーは強い感じの子で、最後にいくにつれてかわいくなっていくので、その変化に気をつけて演りたいです。」
久本:「アドリブとか入れたりして、楽しいです。テンション上がります!」
中島:「おっちょこちょいで、人をからかうシーンが多いんです。楽しいですね。」

キャラクターとの共通点はありますか?
久本:「好奇心が強いところが似てます。この作品は、友情や家族愛がちゃんと含まれているから感情が入りやすいです。」
優香:「エリーは自分がフクロウネズミで、クラッシュとエディのお姉ちゃんだと思い込んでいるんです。私は末っ子なので、兄弟を守ったりする経験がないので嬉しいです。似てるのは結構いじっぱりなところです。」
中島:「何でも大げさにやるところが似てますね。すぐ小演技入るんですよ(笑)クラッシュと2匹で1つなのがかわいいです。」
山寺:「マニーはいつも落ち着いてるので、そこが違うところです。似ているのは、自分の気持ちが素直に伝えられない不器用なところですね。」

楽しみにしている子供達にメッセージをお願いします。
山寺:「前作の時は、実は子供に付き合って行った親が感動した、という話を聞きました。今回は更にスリル、アクション、アドベンチャーだけでなく、仲間や家族愛というところもパワーアップしているので、楽しんでいただけると思います。」
中島:「この作品を観て、自分だったらどうするかとか、昔はどうだったとか、いろんなことを考えられると思います。大人の方も楽しめる作品です。」
優香:「エリーが仲間を守るのを見て、もっとしっかりしなきゃ!と思えました。そういう風にみてもらえればいいですね。家族愛とか友情っていいなって思ってもらいたいです。」
久本:「1人では生きていけないことを痛感しました。また、やればできるっていうところに勇気をもらいました。笑いながら生きていくのも大事です。そんなふうに元気や勇気をもらえる、素敵な映画です。」

(umemoto)

□2006年GW 日比谷スカラ座系にてロードショー
『アイス・エイジ2 』