クリスマス・イブの夜、東京中の光が消え、すべてが闇に包まれるとき本当の愛が見えてくる…《クリスマス・ラブ・ストーリー》「大停電の夜に」の記者会見が六本木ヒルズで行われました。出演者には、豊川悦司・原田知世・田口トモロヲ・寺島しのぶ・吉川晃司・井川遥・宇津井健・田畑智子など豪華キャストが勢揃い!登場人物には14歳の少年から始まり、あらゆる世代の男と女が織り成す物語が“あなた”の心に本当の暖かい灯をともしてくれるはず…。なぜなら、彼らの中の誰か一人があなたの自身の姿をみせてくれるから。

監督は05年に江國香織原作「東京タワー」を映画化し話題をよんだ源孝志監督。出演者をみて「今日またあらためてみなさんのことを拝見して、本当にいい作品ができたな、としみじみ思いました。みなさんが光り輝いて見えます。」と話してくれました。俳優陣も「この作品に関わることができて、人のぬくもりや優しい気持ちを再確認できました。」などとコメントし、それぞれの俳優にとっても特別な作品になったのだなと感じました。
Q、実際停電になったとしたら何をしたいですか?という質問に、暗い過去を持つ木戸晋一役を演じた豊川悦司は「一緒に停電します。」とコメント、続いて妻と不倫相手の間で揺れる佐伯遼太郎役の田口トモロヲも「冬眠する。」と答え会場の笑いを誘った。一方、昔の恋人大鳥銀次(吉川晃司)を捨て結婚し、平凡な毎日を幸せに感じていた杉田礼子役の寺島しのぶは「停電したら、…一人は寂しい。(笑)」と女性陣の賛同を得ていた。

最後に、今作品でプロデューサーを務め、脚本家としても名高い相沢友子さんのコメントでこの場を締めたいと思います。「2005年の最後、小さな幸せをお届けしたいと思います。ご期待ください。」

(ハヤシ カナコ)

11/19(土)より丸の内ピカデリー2他 松竹・東急系にて全国一斉ロードショー

◆作品紹介◆
大停電の夜に

◇東京国際映画祭◇
http://www.tiff-jp.net/index_j.html