香港が誇る新旧4大スター、アンディ・ラウ、ジャッキー・チュン、ショーン・ユー、エディソン・チャンらが競演し、本国で話題を呼び大ヒットした『ベルベット・レイン』がいよいよ10月8日に全国公開となる。

9月17日、公開に先駆け、特別試写会が行われ、『頭文字D』(17日公開)『ベルベットレイン』『同じ月を見ている』(11/19公開)と連続して公開作を持ち、日本で大ブレイク間近の華流代表者エディソン・チャンが登壇。7000名にも及ぶ応募の中から選ばれた幸運な約200名がエディソン・チャンの登場に一気に沸いた。

作品は、香港黒社会で生きる男達の悲しい宿命の一夜を、息を呑むアクションと鮮烈な映像美でサスペンスに描いた感動作。

『ベルベット・レイン』への出演について「今まではエディソンらしいと言われる役柄ばかりでしたが、今回は今までの役柄とは異なるものだったので、自分にとってチャレンジであり、勉強にもなりました」本作が商業映画デビューとなったウォン・ジンポー監督について「香港ではあまり新人監督というのは受け入れら難いのですが、ウォン監督は新人でありながらも、受け入れられました。このことは香港映画界ではとても活気的なことだと思いますし、学ぶことも多かったです」と語った。窪塚洋介と共演し、11月に公開される『同じ月を見ている』は、試写を観たばかりとのこと。「『同じ月を見ている』を観て初めて映画で泣きました。素晴らしい映画だと思います」と想像していた以上の出来であった様子。また、今回の来日については「一日中プロモーションをしていて、こんなにプロモーションをしたのは初めてです」と日本での期待の高さに驚いているようだ。

舞台挨拶には応援ゲストとして、『ベルベット・レイン』のイメージソングとして「Believe」が決定した、BONNIE PINKが登場。「Blieve」は、”信じることから道は開いていく”という意味が込められている。イメージソングになったことについては「何でも、信じることが大切。信じないと何も前に進まないし、信じることで新しいことが生まれてくると思います。映画の中でも男同士の友情、師弟関係などに信頼があります。映画とリンクして選んでもらえて嬉しいです」また、『ベルベット・レイン』は内容に関する前知識が全く無い状態で観賞したとのこと。「マフィア映画だったので、ワイルドかと思ったら、ヴァイオレントなシーン、カメラアングルや色が美しかったです。四大スターも男前で(笑)すべての人に感情移入できました」

舞台挨拶中、熱烈なエディソンファンの声援に照れた顔をみせるキュートな面も。韓流から華流へ大きなうねりを見せるアジアのエンタテイメント界の流れを担う一人となりつつある様子を間近に感じる舞台挨拶であった。
(t.suzuki)

☆2005年10月8日、シネ・リーブル池袋、新宿トーア、銀座シネパトスほか全国公開
□作品紹介『ベルベット・レイン』

※「Believe」は 9月21日発売される
BONNIE PINK Newアルバム「Golden Tears」に収録!
(ワーナーミュージック・ジャパン)