より過激に!!衝撃官能ロマン『花と蛇2 パリ/静子』
04年、女優杉本彩が全てをを剥き出しした体当たりの熱演をみせ、女優が肉体で表現可能なある種の限界を超えていた官能ロマン『花と蛇』。だれもが熱望したその続編『花と蛇2 パリ/静子』がついに初日を迎えた。
石井隆監督は、「パート2だが、前作以上に皆さんに刺激を与えられる作品になった思います」と、作品への自信を語った。
杉本彩さんは「前作で好評を頂いた分、プレッシャーでした。でも、皆さんの期待に応えることができるような作品ができたと思います」と答えるだけあり、今作は「エキセントリックな愛」をテーマに男女の深い愛を描きながらも、SMシーンの過激さは前作以上となっている。
今回が映画出演300本目となる宍戸錠さんは「スゴイ映画です。役ではインポテンツの役だったんだけど、杉本彩さんのエネルギッシュなパワーに圧倒されて本当にインポテンツになりました。ウソです。(笑)過激なシーンもありつつ、完全なラブストーリでもあり、満足できる記念すべき300本目となりました」と語った。
家族にはこの映画への出演を知らせていなかったという荒井美恵子さんは「この作品への出演は、叔母が杉本彩さんの大ファンでインターネットで杉本彩さんを検索してて、私の名前みつけて知られました。(笑)尊敬できる監督、杉本彩さん、宍戸錠さんと共演し、このように素晴らしい作品に出演させてもらってとてもありがたいです」
三池崇監督の「ビジターQ」や「嗤う伊右衛門」の出演などで女優としての地歩を固めている不二子さんは、「まだ両親にはこの映画への出演はいえてません…」と、映画の内容の過激さをものがたった。
最後に杉本さんは、「リアルな女性の愛と性を表現出来たと思います。性というのは生きている限り求め続けるものなので、それぞれの人生とオーバーラップさせて、潤いのある人生を送ってもらいたいです。これからも皆さんに素晴らしい作品を提供していけたらと思います」と、今後の女優活動を期待させる言葉で締めくくった。
(T.S)
■2005年5月14日より新宿トーア、
銀座シネパトスほか全国ロードショー
□作品情報
花と蛇2 パリ/静子