“21世紀のシンデレラストーリー”として多くの女性の共感を呼び、スマッシュ・ヒットを飛ばした『プリティ・プリンセス』の続編である『プリティ・プリンセス2 ロイヤルウェディング』の主演である、ジュリー・アンドリュースと監督のゲーリー・マーシャルが来日し、記者会見が行われた。
二人とも日本に来れたことが嬉しい様子で会見終始笑顔を絶やさなかった。
作品に関して、マーシャル監督「年齢の枠を越えて大人から子供まで楽しめ、観てる人をハッピーにさせる作品。是非、家族で観てほしい。」と語った。
また、一番印象的なシーンは「マットレスサーフィン!」と楽しそうに語ったのはジュリーさん。「監督にアイデアを出された時は、『狂ったの?』と驚いたけれど、監督の強い説得に押された。他の王室では絶対やらないことをやれて誇りに思っている」と嬉しそうに語っていた。
また、『プリティ・ウーマン』など、女性の気持ちが豊かに表現する“シンデレラストーリー”の名手であるマーシャル監督だが、それはどこからという質問に「42年付き添っている妻から。」と愛妻ぶりを見せ、「女性を主役に描くことが好き。イタリア人だし、さそり座だしなにより女性が大好き。」と会場を笑わせた。
また、「制作費削減のために造花を使おうとしたらジュリーに『女王の前にある花が造花ではだめ!』と言われすべて生花を使い、制作費が少しオーバーしてしまった。」と撮影秘話を話してくれた。
会見終了前には、特別ゲストとして公演中の舞台『サウンド・オブ・ミュージック』でマリア役のジェニファー・セムリックさんから二人に花束が贈呈され、二人は声を合わせて「リアル・フラワー!!」と笑っていたように和やかな雰囲気で会見は終了した。

2月26日(土)日比谷みゆき座ほか全国ロードショー。
(上坂 沙耶花)

■作品紹介
プリティ・プリンセス2